デスメタル界のレジェンドは野良猫レスキューでもある。米フロリダの影響力のあるデスメタル・バンド、
オビチュアリー(Obituary)のドラマーであるドナルド・ターディは猫好きで、長年にわたって野良猫の保護活動を行っています。米CNNはその活動について特集しています。
彼はCNNの取材に、オビチュアリーの地元であるフロリダ州タンパにある33のコロニーで100匹近くの野良猫を世話する、彼と彼のガールフレンドの活動について話しています。2人は「メタル・ニャオリーシャ(Metal Meowlisha)」という猫救済団体で地元の野良猫を救うために活動しています。
「僕とガールフレンドがこの活動を始めてから、もう17年近くになる」「この地域でホームレスの猫を見たり、ひどい場所にいる子猫を見たりして、どうすれば自分の住んでいる地域を助けられるのか知りたくなったんだ。それから俺は学んで、そして、動物愛護協会には“TNR”という素晴らしいプログラムがあることを知ったんだよ」
TNRは「Trap・Neuter・Return(トラップ・ニューター・リターン)」を略した言葉で、野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)活動です。望まれない出産をなくし、殺処分数を減らすのに有効な最も手段と考えられています。
また彼は自身の活動内容について、こうも話しています。
「ツアーから家にいる間、俺がすることは、夕食を食べる前に、トラックに食べ物と新鮮な水を積み込むこと。俺は(米国の貨物運送会社)UPSのドライバーみたいなものなんだ。毎晩ルートがある。2時間半くらいかかるよ。新鮮な水と食料を持っていくんだ」
以下はCNNのニュース映像