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スチュワート・コープランド ポリスの原型となる曲公開 バンド初期に関する回顧録の出版決定

2023/01/13 18:19掲載
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Stewart Copeland
Stewart Copeland
ポリス(The Police)スチュワート・コープランド(Stewart Copeland)は、ポリスの初期に関する回顧録『Police Diaries 1976-'79』を海外で2023年末に出版予定。コープランドはまた、この時代の未発表のデモや録音を提供する予定で、その第1弾として「Clown's Revenge」というポリスの原型となる曲を公開しています。

以下、コープランドによる『Police Diaries 1976-'79』の説明より

「1976年9月25日、自分がどこにいたか覚えていますか? 君はそうではないかもしれないが、僕は覚えている。

僕は長髪のよそ者ドラマーで、カーヴド・エアというプログレ・バンドでイギリスをツアーしていた。その夜、僕はニューカッスルでラスト・イグジットという地元のバンドを見た。僕は、今となってはちょっと古くなってしまったポケット手帳に毎日メモをとっていた。僕は彼らが“素晴らしかった”ことと、“パーティーをした”ことを書き留めた。後の日記では、パンクが未来だと悟った僕は、彼らのベーシスト(※スティング)を説得してロンドンに移り、僕のパンクバンドに参加してもらった日のことも書いている。

これらのことと、謎めいたオリジナルのメモが何を意味するのかの説明により、この本はポリスの始まりと初期についての最も真実の記録となっています。

この本には、僕のオリジナルの日記、手作りのポスターデザイン、ボロボロの記録、無邪気な観察、その他ロックスターの走り書きなどが満載で、最も深い保管庫から集められた今まで見たことのないヴィンテージ写真も含まれている。

この本は、とんでもない旅について書かれた、大きくて騒々しい本だ」

また、本の発行決定にあわせて公開された「Clown's Revenge」については、こう説明しています。

「1976年に録音されたこの曲は、スチュワートの弟イアンがヴォーカルを務め、スチュワートがすべての楽器を演奏している。ここはスティングとスチュワートが初めて一緒にリハーサルを行った場所(1976年12月)であり、彼らがしばらく共同生活していたメイフェアのアパートで録音された。よく聴いてみると、ポリスが結成された頃のサウンドを聴くことができるかもしれません。翌1977年にポリスがライヴを始めると“Clown's Revenge”は何度か演奏されたが、スティングが自分の曲を提供するようになり、レパートリーから完全に姿を消した」