U2は新アルバム『Songs Of Surrender』のリリースを正式発表。彼らが過去に発表した楽曲の中から40曲を再構築して再録音した作品で、海外で3月17日に発売されます。「Beautiful Day」の新ヴァージョンをフィーチャーしたトレーラー映像が公開されています。
ボノ(Bono)が最近出版した回顧録『Surrender: 40 Songs, One Story』と並行して、この新しいアルバムが企画されました。ボノは、この本の40の章のそれぞれに、バンドの曲のタイトルを付け、それらの曲が『Songs Of Surrender』のトラックリストを構成しています。ボノの回顧録でこう述べています。
「バンドメンバーと出版社のUniversal Music Publishing Groupには、曲の引用を許可してもらったことに感謝している。また、気づいている人もいるかもしれないけど、そう、僕は時々歌詞の一部を書き直している。ロックダウンの間、U2の40曲を『Songs of Surrender』コレクションのために再構築することができたので、この回顧録を書きながら、それらの曲の中に再び住むことができた。それはまた、以前から気になっていたことに対処する意味もあった。いくつかの曲の歌詞は、ずっと書きかけだと感じていた。今なら書ける。(と思っている)」
U2の長年のファンコミュニティであるU2Songsによると、ヨーロッパの数カ国に手紙が届いていることが確認されているという。手紙には#U2SOS40というハッシュタグがあり、手紙の上部にはモールス信号で、アルバム・タイトルと噂されている『Songs of Surrender』が書かれているという。手紙の内容は同じようですが、1枚1枚に「40分の何番」という番号が振られており、そのことから40枚が発送されたことがうかがえます。
U2Songsは、#U2SOS40というハッシュタグは、アルバム『Songs of Surrender』のタイトルと、このアルバムのために録音された40曲のことを指していると主張。
U2Songsによると、『Songs of Surrender』にはフルバンドによって再録された40曲のU2楽曲が収録されるという。これらの再現曲は、U2が2019年のアジア、オーストラリア、ニュージーランドのツアーを終えた後に制作が開始され、2021年初頭に楽曲は完成したという。
以下は、ジ・エッジ執筆の手紙より
「曲がよく知られるようになると、その曲は常に特定の声と結びつく。例えば“Tangled Up in Blue”はボブ・ディランの葦のような音色、“All The Time in the World”はルイ・アームストロングの独特な声なしには考えられない。