パブリック・イメージ・リミテッド、ジョン・ライドンの妻へのラヴソングで欧州の歌合戦『ユーロビジョン』参加を目指すと発表

ジョン・ライドン（John Lydon）率いるパブリック・イメージ・リミテッド（Public Image Ltd／PiL）は、ヨーロッパ各国が参加する毎年恒例の歌合戦『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』のアイルランド代表を目指すという。アイルランド代表選考会への参加を正式に発表しています。

『ユーロビジョン・ソング・コンテスト』は、ヨーロッパ各国を代表するミュージシャンたちがパフォーマンスを披露して1位を決める毎年恒例の歌合戦。

パブリック・イメージ・リミテッドは、ライドンがこれまでに書いた曲の中で最も個人的なものだと言われている「Hawaii」という曲でエントリーし、アイルランド代表を目指します。

「Hawaii」は、アルツハイマー病を患っているライドンの妻ノラへのラヴレターであり、「多くの人の心に響く、物悲しく、個人的でありながら普遍的なラヴ・ソング」と説明されています。

ライドンは声明で、「この曲は、人生の旅路で、最も大切な人と共に厳しい時を過ごす全ての人に捧げます。最終的には愛がすべてを克服するという希望のメッセージでもある」とも述べています。

「Hawaii」はYouTubeほかで聴けます。限定7インチ・レコードでもリリース予定です。

ユーロビジョンのアイルランド代表選考会は2月3日に開催される予定。

ライドンはロンドン生まれですが、アイルランドのパスポートを所持し、両親ともにアイルランド人であることから、アイルランド代表として出場することを選択しました。