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特集「テレビまんがまつり」 『マジンガーZ』『あしたのジョー』『まんがはじめて物語』 『ガンダム』『ヤマト』他 『昭和40年男』最新号

2023/01/09 20:00掲載
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昭和40年男 VOL.77
昭和40年男 VOL.77
“昭和40年=1965年生まれの男性向け”に特化した誌面の年齢限定マガジン『昭和40年男』の最新号(2月号/vol.77)の特集は「俺たちを育んだブラウン管の中の奇跡 テレビまんがまつり」。『マジンガーZ』、『あしたのジョー』尾藤イサオ、神谷 明、『まんがはじめて物語』 岡まゆみ、『機動戦士ガンダム』、『宇宙戦艦ヤマト』宮川彬良ほか。1月11日発売

●sideA 闘うヒーロー大集合
新たなヒーロー像を提示したスーパーロボット『マジンガーZ』

1972年12月3日、テレビアニメ『マジンガーZ』は始動した。世界で日本をアニメ大国と認知させ、後の『機動戦士ガンダム』や『新世紀エヴァンゲリオン』も踏襲した、乗り込み型巨大ロボットの第1号だ。昭和40年男になじみの深いこの人気ロボットを創造した原作者・永井 豪にインタビューした。



●sideA 闘うヒーロー大集合
男の熱き情熱を教えてくれた『あしたのジョー』尾藤イサオ

最近は熱などは暑苦しいだけと。もうそうだろう、そういう時代だよね。だけど俺たちはロープに逃げない。ジョーがそう教えてくれた。無謀なまでの熱血と、虚無のなかに光る“あした”を歌ってくれた叔父貴に聞いた。



●sideA 闘うヒーロー大集合
伝説の名演を振り返る 神谷 明

「うわぁぁ!」「ゲッタービィィーム!」「ゴッドバードチェーンジ!」70年代の神谷 明は、とにかく叫びまくっていた。かくして、業界内でついた俗称は?“叫びの神谷”。当時の話を、本人に振り返ってもらった。



●sideB 心を成長させた物語
『まんがはじめて物語』 岡まゆみ

さまざまな歴史の舞台にひとっ飛び!世の中に存在する、知らず知らずのうちに接している物事の“はじめて”とその後の発展を教えてくれた学習テレビマンガの決定版! 2代目お姉さんの岡まゆみに話を訊いた。



●epilogue
新しいアニメの“作法”を切り開いた『機動戦士ガンダム』

その名を冠したアニメは絶えることなく制作され続け、初放送から実に44年が過ぎた今も、最新作が放送中だ。では、ガンダムはどこが新しかったのか。他のアニメとは何が違ったのか。氷川竜介に話を聞き、この作品に少しだけ乗り遅れてしまった昭和40年男にもわかりやすく説明をしてもらおう。



●epilogue
宇宙戦艦ヤマトの音楽が放つ永遠 宮川彬良

『宇宙戦艦ヤマト』によりアニメの歴史は変わった。その登場で、テレビマンガはテレビアニメになり、アニメファンという言葉も生まれ、アニメは子供だけのものではなくなった。その名作の世界とそれを支えた音楽について、音楽責任者を務めていた宮川 泰のご子息である作曲家・宮川彬良に聞いた。

■『昭和40年男 VOL.77』
発売日 2023年1月11日(水)
定価 880円(税10%込)


<内容>
■巻頭特集
俺たちを育んだブラウン管の中の奇跡
テレビまんがまつり

俺たちがガキの頃、まだ“アニメ”という呼び方は一般的でなく“まんが”と呼んでいた。鬼婆…、もといお母さまからは「まんがばかり見ているとバカになるわよ」と、失礼極まりないことを言われ続けた。チャンネルの主導権を握るお父さまは、野球が始まれば絶対に譲らない。家庭が封建的だったあの日、俺たちは努力と工夫で“テレビまんが”に没頭した。テレビサイドもガキどもを気遣い、野球放送が始まる前に多くのまんがを打ち込んでくれたし、何より制作に熱を込めた大人たちの本気があった。その努力によって、進化が進化を呼び込んだテレビまんがは、やがて銀幕までも巻き込んで“まつり”になるほどに発展した。年々、より白熱していくまつりを、俺たちはリアルタイムで目の当たりにしたのだ。そして昭和から平成を経た令和5年に、ついに誌面で「まんがまつり」が復活だ。今回の特集は、あの日ブラウン管から飛び出してきた元気を再現する。かつての夢追い人に、今こそ戻ろう!!

【prologue】
・テレビまんがは昭和の子供たちに何を残したか?

【sideA】闘うヒーロー大集合
・新たなヒーロー像を提示したスーパーロボット
『マジンガーZ』永井 豪
・大槻ケンヂ 窓から昭和が見える 第6回
テレビマンガは歌うな、でも『一休さん』は別だ
・SFアクションの金字塔
『科学忍者隊ガッチャマン』
・操縦者一体化ロボットの象徴
『勇者ライディーン』
・SF作品のリアリティが変化した10年
・俺たちタツノコ育ち
・湖川友謙が見たテレビまんがの時代
・男の熱き情熱を教えてくれた
『あしたのジョー』尾藤イサオ
・ジョーだけじゃない!
梶原作品は男魂の教科書
・盟友・丸山正雄が語る鬼才・出崎 統の素顔
・狙った獲物は必ず奪う神出鬼没の大泥棒
『ルパン三世』
・悪魔の力を身につけた正義のヒーロー
『デビルマン』
・伝説の名演を振り返る
神谷 明

【sideB】心を成長させた物語
・ちょっと気になる1個違い/特別編
アニメーション監督 谷口悟朗
・ネロとパトラッシュから学んだ大切なこと
『フランダースの犬』
・ホームコメディで笑いを届けてくれた。
雪室俊一
・すばらしきお笑い作品の世界
・『まんがはじめて物語』
岡まゆみ
・70年代のテレビまんがが描いた歴史と教養
・女心を教えてくれたあのヒロイン
・日本が誇る少女文化
魔女っ子の不思議世界
・アニメーター大塚康生の職人技

【epilogue】
・新しいアニメの“作法”を切り開いた
『機動戦士ガンダム』
・宇宙戦艦ヤマトの音楽が放つ永遠
宮川彬良
・輝く!70年代アニソン大賞
・わが実況人生にテレビまんがあり
倉敷保雄
・追悼 水木一郎
“生涯現役”を有言実行した俺たちのアニソンの“アニキ”

■新連載特集
昭和50年/1975年
俺たちの時間旅行タイム・トラベル
連載特集


人間は未来ではなく、過去でできている。そして未来のヒントは過去にある。昭和40年男が歩いてきた“夢、あふれ希望に満ちていた”昭和をタイム・トラベルしつつ、その出来事を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。1975年に始まったテレビ番組といえばなんと言っても『Gメン’75』だろう。TBS系毎週土曜夜9時の時間帯は、『キイハンター』(68年)が5年間放送の後、『アイフル大作戦』(73年)、『バーディー大作戦』(74年)へと続いた丹波哲郎をメインにしたアクションドラマのなかで歴代最長寿を誇る決定版。初回放送当時は翌年には『Gメン’76』に変わると予想したが、一貫して同じタイトル。滑走路を出演者が歩いてくるオープニングとエンディング映像は番組の象徴。その後の『Gメン’82』は別として、終了までの約7年間で22人のGメンが滑走路を歩いた。

・あの頃のTVデイズ
・岡田奈々が語るドラマ『俺たちの旅』の思い出
・伝説のロックンロールバンド、キャロル解散
・習志野高校 夏の甲子園優勝
・唯一の対戦、アントニオ猪木vs.ビル・ロビンソン戦
・イギリス女王・エリザベス2世来日
・映画『新幹線大爆破』公開
・終末感漂う世相でパニック映画がブーム

■スペシャルインフォメーション
原田真二マニアック
Vol.2 開催決定!

■昭和40年男のための健康講座
天気の変化で体調が悪くなる…
それって「気象病」かも?

■インタビュー
・ガツンとひと言。兄貴の説教/小沢仁志
・俺たちのアイドル/桜井浩子
・神のみぞ知る God Only Knows/川原伸司

■連載
・昭和40年の女/泉 麻人
「イーデス・ハンソン」
・ひと手間加えて、さらに美味しく! お料理寅さん
「ポークスペアリブのポトフ」
・人情、激情、愛情!! 昭和政治は浪花節
「言葉は通じなくても情は通じる」中川一郎
・気まぐれ福田君新聞
「ヤマネの巣」
・みくに文具のプラモ棚
プラモでも王様!
・昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所
チェリーのアイドルボム「伊藤智恵理」
・安田謙一の西の国から吹くコラムSangari★a
ラブ・ウィンクス
・時のペン先が綴る物語 少年ニッキ
追憶のグローブ