米ローリングストーン誌が1月1日に発表した「史上最も偉大なシンガー TOP200」。賛否両論となっているこのリストに
セリーヌ・ディオン(Céline Dion)が含まれていないことに憤慨したセリーヌの熱心なファンが同誌のオフィスの前に集まって抗議しています。
同誌によると、このリストは「オリジナリティ、影響力、アーティストのカタログの深さ、音楽的遺産の広さ」に基づいてランク付けしたという。(詳しくは
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セリーヌのファンは発表直後からソーシャルメディアでこのリストを批判しており、「セリーヌ・ディオン抜きの偉大なシンガー・リストはありえない」「セリーヌ・ディオンを外したのは人類に対する犯罪だ。警察に通報してくれ」「このリストに含めないのは、反逆に近い」などと投稿していました。
そして、一部のファンはさらに一歩踏み込んで、米ローリングストーン誌のオフィスの前に現れ、抗議行動を起こしています。
抗議者たちは「セリーヌに正義を」と連呼し、参加者の多くは「セリーヌを忘れるなんて」「ローリング・ストーンは石ころだ」などと書かれたプラカードも持っていました。
この抗議活動はRed Headsと呼ばれるファングループが主催したもので、創設者のライン・バスブスはVarietyに「このリストは完全に間違ったものです。私たちは彼女をサポートし、ローリングストーンにファンの声を聞いてもらいたかったのです」とコメントしています。
米ローリングストーン誌もこの抗議活動の様子を紹介しています。公式Instagramアカウントでは「どうやらそれは深刻なようだ」というコメントと共に抗議者たちの動画を投稿しています