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アイアン・メイデンが切手に 英ロイヤルメールから発行 ライヴ写真+エディ

2023/01/05 10:46掲載
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Iron Maiden stamp
Iron Maiden stamp
アイアン・メイデン(Iron Maiden)が切手に。英国のロイヤルメールはアイアン・メイデンの切手シリーズの発行を発表。12種類の切手には、バンドのキャリアを通じて撮影されたライヴ写真8枚と、バンドのマスコットであるエディのイラスト4枚が含まれています。

ライヴ写真は、1983年のWorld Pieceツアー中にロンドンのハマースミス・オデオンで撮影されたブルース・ディッキンソン(Bruce Dickinson)の写真から、2018年のLegacy Of The Beastツアーからの2枚の写真まで、多岐にわたっています。

一方、4つのエディ切手には、バンドのデビュー・アルバムと最新作である2021年の『Senjutsu』のアートワーク、そして「The Trooper」と「Aces High」のシングル・ジャケットのアートワークが使われています。

アイアン・メイデンは、ビートルズ、ピンク・フロイド、クイーン、ローリング・ストーンズに続き、ロイヤル・メールが切手を発行する5番目の音楽グループです。

この切手は、バンドと彼らのマネジメント会社であるファントムミュージックと共同でデザインされ、故エリザベス女王の肖像が描かれた最後の切手となっています。切手は1月12日から一般発売され、12枚すべて入ったプレゼンテーションパックの価格は17.70ポンド(約2800円)です。

アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス(Steve Harris)は、今回の発行にこうコメントしています。

「俺たちは皆、良い意味で驚かされました。この記念プロジェクトのことを最初に聞いた時もそうだったし、初めて切手を見たときも言葉を失いました。見た目も素晴らしいし、メイデンの本質とエネルギーを見事に捉えていると思う。ロイヤル・メールがバンドのレガシーをこのように称えることを選んでくれたことを、俺らはみんなとても誇りに思っているし、俺らのファンも同じように感じてくれると確信しているよ」

ハリスは近日公開の英Classic Rockのインタビューの中で切手の話をしています。抜粋が同誌のサイトで先行公開されています。

「若い頃はちょっとマニアックな切手コレクターだったんだ。10歳か11歳の頃、数年間は本当にずっとこのことに夢中になっていた。だから、俺らが切手になったことは、俺にとってかなり重要なことなんだよ。

資金がない中で、その年齢なりに真剣に取り組んでいた。レイトンに住んでいたとき、そこに切手屋さんがあって、買えない切手を窓越しに見ていた。時々、“ああ、これ欲しいな”と思って。アルバムはかなりいっぱいになったけど、ペニーブラックは手に入らなかったなぁ(笑)。

ブルースは鉄道好きでよくバカにされていたけど、切手収集はもっとひどい、いや、見方によってはもっとましかもしれない。結局、俺はそれをやめて、サッカーと女の子に夢中になった」

バンドのマネージャー、ロッド・スモールウッドは英Classic Rockのインタビューの中で、こう話しています。

「40年以上も他人のルールに従わなかったバンドが、母国でこのような形で表彰されるのは非常に喜ばしいことです。私たちは、この6人のバンドメンバーが、彼らの音楽と伝説的なライヴで毎年ますます多くのファンを魅了していることを誇りに思っています。これらの切手は本当によく捉えていると思います。

また、エディに名誉も与えられたことは素晴らしいことでもあります。安らかに眠っているはずの女王陛下がこれらをご覧になり、象徴的なシルエットを貸してくださったのだと思うと、信じられない思いです」

■ロイヤル・メール内 アイアン・メイデン・ページ
https://shop.royalmail.com/special-stamp-issues/iron-maiden