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英国人の半数は近年、チケット代の高騰でライヴ参加を断念している 最新調査結果

2023/01/04 14:24掲載
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Concert Audience
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英国人を対象とした最新の世論調査が行われ、回答者の半数以上(51%)が過去5年間に少なくとも一度はチケット代の高騰を理由に特定のライヴに参加しなかったと回答。また、回答者の18%が高額過ぎて定期的にライヴに行けないと回答し、4分の3以上(77%)がライヴ音楽を見るための料金は高いと考え、44%がライヴに行くのは「非常に高い」と回答しています。

調査を行ったのはデータ分析会社YouGov。

調査ではコンサートチケットの適正価格についても質問しました。回答者の半数以上(53%)が40ポンド(約6300円)以下と答えましたが、実際には4分の3(75%)が50ポンド以上払ったことがあり、そのうち36%は100ポンド以上、9%は200ポンド以上払っていると答えています。

また、YouGovのレポートでは、Ticketmasterのような大手企業が採用している、需要に応じて価格を設定するダイナミックプライシングモデルについても質問しており、大多数(71%)がこのコンセプトに反対しており、半数以上(52%)が「強く」反対しています。