イギー・ポップ(Iggy Pop)は、
AC/DCのシンガーにならないかと誘われたことがあるという。イギー本人がニューヨーク・タイムズ紙の新しいインタビューの中で話しています。
「何年も前、俺がまだザ・ストゥージズを再結成していなくて、イギリスにも引っ越していなかった頃、あるマネージャーがいた。その人が“AC/DCに入らないか”って言った。彼らはシンガーを探していたんだ」
イギーは、自分がその仕事に適しているとは思わなかった理由を説明し続けます。
「彼らのレコードを聴いた。自分には合わないなぁと思ったよ。“うえっ、嫌いだ”とは思わなかった。かなりよくできていた。彼らは丁寧な仕事をするけど、俺は彼らが必要としていた人間ではないんだ」
このオファーがいつあったかは、記事には明記されていません。ボン・スコットが亡くなった後、ブライアン・ジョンソンに決定する直前、あるいは、オリジナル・シンガーであるデイヴ・エヴァンスの後任として検討されていたのかもしれません。
イギーによると、ボン・スコッとは1977年にウエスト・ハリウッドのウィスキー・ア・ゴー・ゴーで一度会ったことがあるそうです。「ボンとはどこかで素敵な出会いがあったけど、二人とも完全に酔っぱらっていた。写真を時々見るんだけど、覚えていない。でも、あれはボンと一緒にいる僕だよ。彼がやったことが好きだった」