Courtney Love, Kurt Cobain, Frances Bean
コートニー・ラヴ(Courtney Love)によると、
ブラッド・ピット(Brad Pitt)と
ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)監督はかつて、ラヴにカート・コバーン映画の制作を打診したことがあったそうですが、ラヴは断ったそうです。ラヴによると、映画を断った後、彼女は映画『ファイト・クラブ』の役を失ったという。ラヴはポッドキャスト「WTF」のインタビューの中で語っています。
ラヴによると、『ファイト・クラブ』の監督デヴィッド・フィンチャーが、ブラッド・ピットとエドワード・ノートンの相手役としてラヴを雇ったという。彼女は、最終的にヘレナ・ボナム=カーターが演じたマーラ・シンガー役だったと話しています。しかし、ピットが提案したカート・コバーンの映画を断った後、『ファイト・クラブ』から解雇されたとラヴは語っています。
「ブラッドにカートの役をやらせるわけにはいかない。私は核武装しました。私はファウスト(※魂を売ること)はやらない。誰だと思ってるんだ?」
ラヴは、ピットに次のように言ったという。「信用できかどうか分からないし、あなたの映画が営利目的であるかどうかも私には分からない。社会正義の映画ではあるんだけど...私のことを理解しないなら、あなたはカートを理解していないようなものだし、私はあなたが理解しているとは感じないわ、ブラッド」
ガス・ヴァン・サント監督は結局、マイケル・ピット主演でカート・コバーンにインスパイアされた映画『ラストデイズ』を制作しましたが、ラヴによると、これはピットと監督が彼女の承認を求めていたプロジェクトではなかったという。
Variety誌が『ファイト・クラブ』に近い関係者に確認したところ、ラヴが『ファイト・クラブ』のオーディションを受けたことは認めましたが、役をオファーされなかったという。「もらえなかった仕事のために解雇されることはありえない。役柄は他の俳優が決めるのではなく、監督が決めるのが常識です」とその関係者は付け加えています。