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宝田 明の回顧録『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』が文庫化

2022/12/26 19:52掲載
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宝田 明 / 銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生 (ちくま文庫)
宝田 明 / 銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生 (ちくま文庫)
華やかなスクリーンで大活躍したスター・宝田 明が、ゴジラ誕生の思い出、撮影所の舞台裏、華麗なるミュージカルの世界、そして戦争体験を語った回顧録『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』。新たに文庫化決定。筑摩書房から2023年1月12日発売
■『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』
宝田 明 (著), のむみち (編集)

<内容>
華やかなスクリーンで大活躍したスタアが、ゴジラ誕生の思い出、撮影所の舞台裏、華麗なるミュージカルの世界、そして戦争体験を語る。解説 切通理作

ソ連兵による銃撃、過酷な満洲引揚げ、レジェンドとなったゴジラ第1作、石原裕次郎・美空ひばり・江利チエミ・高峰秀子・鶴田浩二・森繁久彌ら往年のスターとの交遊、成瀬巳喜男・川島雄三・黒澤明・千葉泰樹・伊丹十三ら名監督たちの思い出、舞台ミュージカルにかけた夢…。宝田明が、60数年に及ぶ役者人生のすべてを語りつくす。

<この本の目次>
第1章 満洲時代
第2章 東宝ニューフェイスの仲間たち
第3章 ゴジラは同期生
第4章 活気ある撮影所
第5章 巨匠たちとの出会い
第6章 国際的活躍の始まり
第7章 特撮、アクション、そしてコメディ
第8章 華麗なるミュージカルの舞台へ
第9章 その後の映画界で
第10章 体験的演技論

<著者について>
宝田 明:
1934年生まれ。敗戦後、満州から引き上げる。高校卒業後、東宝ニューフェイスとして芸能界入り。1954年『ゴジラ』第1作で本格デビュー。以後、テレビやミュージカル、舞台などでも活躍した。2022年3月逝去。