俺にとってこの曲は、俺たちの愛する、そして大いに惜しまれる『Top Of The Pops』での素晴らしいパフォーマンスと常に結びついている。当時観たことを覚えているし、今でもテレビで放映されている。この曲は彼の最も有名な曲だけど、ロイ・ウッドはまだ健在で、他にも素晴らしい曲をいくつか作っている。クリスマスはこの曲なしではありえないよね」
■David Bowie & Bing Crosby - Peace On Earth / Little Drummer Boy (1982)
■John Lennon & Yoko Ono - Happy Xmas (War Is Over) (1971)
「ジューダス・プリーストはジョンとヨーコの古い家(アスコットのティッテンハースト・パーク)で『British Steel』を作ったから、これは特に俺に関係があるものなんだ。ビーチデールで育った子供の頃、俺はビートルズの大ファンだったし、今でもそうだ。“She Loves You”から『Sgt Pepper』、そして『The White Album』へと続く道のりは、まさに驚異的だよ。なんという素晴らしい旅なんだろう。
強い感情と感動的なメッセージを持つ曲を選ぶように言わたけど、それがこれだ。“War Is Over”はクリスマスのアンセムであり、そのメッセージは1971年当時と同様に今も適切なものだ。この曲をずっと聴いてきたけど、君が教えてくれるまでハーレム・コミュニティ・クワイヤーが歌っているとは知らなかったよ」
■Ronnie James Dio - God Rest Ye Merry Gentlemen (2008)
「ディオの声はボウイと同じように、常にインスピレーションを与えてくれた。ロニーとは仲が良く、今でも(妻でマネージャーの)ウェンディとは連絡を取り続けている。機会があれば会うし、彼女はロニーが支援した慈善団体Children Of The Nightなどのために素晴らしいことをしている。
俺はレインボーで初めてロニーを聴いた。彼と一緒に何年も前(1986年)に素晴らしいチャリティー・アルバム『Hear 'N Aid』を作った。素晴らしい曲は、どのようにミックスしてアレンジし直しても、どのような演奏にも耐えることができる、これはその完璧な例だ。ロニーの信じられないような声と素晴らしいクリスマス・ソングを聴くことができる」
俺はボニー・タイラーの大ファンで、彼女が最初に出した大ヒット曲(1977年の“Lost In France”)から、後にジム・スタインマンと一緒にやったものまで、ずっとそうだった。彼女はウェールズの女性で、シャーリー・バッシーと同じように、ウェールズから素晴らしい歌声が聞こえてきた。ボニーはクリスマスソングを1曲しかやっていないと思うけど、これが理想的な1曲なんだ。男ばかりの(リストの)中に女性がいないとね!」