ザ・ルーツ(The Roots)の
クエストラヴは(Questlove)、
ジェームス・ブラウン(James Brown)の声が彼の祖母の声に似ていたので、幼い頃は「ジェームス・ブラウンが女性のゴスペルシンガーみたいな感じで歌っているのは、全部おばあちゃんだと思っていた」という。米ラジオ局NPRのインタビューの中で語っています。
クエストラヴはホリデー・ミュージックのプレイリストを番組のために選曲し、各曲について話しています。ジェームス・ブラウンは「Santa Claus, Santa Claus」を選んでおり、この曲について、こう話しています。
「この曲は、僕がクリスマス・ミュージックを知るきっかけとなった曲で、ジェームス・ブラウンを知るきっかけにもなった。ジェームス・ブラウンは僕の祖母と声が似ていて、とても活発な女性なんだ。だから、幼い僕は、ジェームス・ブラウンが女性のゴスペルシンガーみたいな感じで歌っているのは、全部おばあちゃんだと思っていたんだ。 わかるかい? 高音で叫んでいるようなのね。
この不幸を歌ったすごく憂鬱な曲(クリスマスソングのマーフィーの法則)を聴いたとき、3歳の僕は、おばあちゃんが寸劇か何かをやっているんだと思ったんだと思う。だから、皮肉な理由でこの曲を入れたんだ。ジェームス・ブラウンが“Woe-is-Me”というキャラクターを過剰に売り込んでいるから、今までで最も愉快な曲の一つだと思うんだよ」