ザ・スペシャルズ　テリー・ホールの故郷　道路情報板／音楽会場／サッカー場など街の様々な場所でヒーローを讃える

ザ・スペシャルズ（The Specials）のテリー・ホール（Terry Hall）の訃報を受け、彼の出身地であるイングランドのコヴェントリーのファンたちは、街のさまざまな場所でホールに敬意を表しています。

街の環状道路の道路情報板は「too much, too young, RIP Terry Hall 1959 - 2022」の追悼文に変更され、それを観た人はSNSに「昨日、環状道路でテリー・ホールのメッセージを見て、涙が出ました」と投稿しています。

また、音楽会場であるHMVエンパイアの外には「思い出をありがとう テリー・ホール Love Love Love」と書かれた看板が掲げられています。HMVエンパイアのマネージャーであるフィル・ルーニーはBBCの取材に、コヴェントリーにホールの永久的な記念碑を建てるべきだ語り、また「テリーはコヴェントリーの音楽史、もしかしたら世界の音楽史の中でとても重要な存在だったのかもしれない。コヴェントリーでスペシャルズ・デイを開催する必要があると思います」とも話しています。

コヴェントリーに本拠地を置くサッカークラブ「コヴェントリー・シティFC」は、12月21日の試合で、スタジアムに「こんにちは、テリーです。まず、自分が楽しむことです。-テリー・ホール 19/03/1959 - 18/12/2022」と書かれた看板を設置しました。

コヴェントリー市議会のSNSアカウントは「既存の壁画や展覧会から、彼の死を悼むメッセージまで、テリー・ホールへの賛辞は今日コヴェントリーの至るところで目にすることができます。コヴェントリーの象徴として、決して忘れ去られることはないでしょう」という追悼コメントを写真と共に投稿しています。