ストーンズも利用、トロントのレコーディングスタジオが火災で大きな被害を受ける

ローリング・ストーンズやヴァン・モリソンなどのレコーディングにも関わったという、カナダ・トロントのレコーディングスタジオ『Number 9 Audio Group』で12月17日、火災で発生。大きな被害を受けています。

カナダのメディアGlobal Newsによると、午後7時頃に火災が発生。消防隊は迅速に対応したそうですが、それでもスタジオの高価な機材の多くが火に包まれ、多くの被害が出たという。

42年来のオーナーであるジョージ・ロンディーナはGlobal Newsに「コントロールルームは、かなり焼け焦げている。その先のライヴ・ルームもかなりの被害を受けた。ピアノは助かったと思う」「（スタジオの）中には高価な機材もあれば、かけがえのないビンテージ機材もあった。戻すには、しばらくかかりそうだ」とコメントしています。

ジョージの息子のマシューは「すべてが非常に、非常に焦げている。天井に穴がある」「壊滅的だ。本当にショックだ」と話しています。

ジョージによると、このスタジオでレコーディングをしたり、機材を借したりした著名なクライアントは多数おり、その中にはローリング・ストーンズやヴァン・モリソンなども含まれているという。

今のところ、何が原因で火災が発生したのかは不明ですが、ジョージはスタジオがいずれ立ち直ることを願っています。ジョージは「保険会社がやるべきことをやってくれればいいと思っているよ。でも、どうだろう？保険金を請求してみないとわからない」と語っています