イギー・ポップ(Iggy Pop)はドラッグの影響下にあった70年代、巨大なゴリラ・スーツを着た人物と対峙し、殺されるかもしれないと恐怖を感じたという。その人物は
エルトン・ジョン(Elton John)でした。イギーは英Mojo誌のインタビューの中で当時を振り返っています。
イギーによると、この事件は1973年頃に起こったものでした。
「俺は本当にボーッとして、心ここにあらずという感じだった」「前の晩にやりすぎたから、まっすぐ立ってマイクを持てる状態になるために、狂ったように注射されたんだ。すると、ゴリラが見えた。本物のゴリラじゃないことはわかったけど、ゴリラの着ぐるみを着ると誰でも巨大に見えるんだよ」
イギーは誰が着ているのかわからないため、誰かが自分を殺そうとしているのかもしれないと考えたという。「誰が着ているのかわからない。ビリー・ボブかもしれないし、彼に殺されるかもしれないんだ」と思ったと話しています。
やがて、それがエルトン・ジョンの悪ふざけであることに気づいたという。「彼はちょっとだけ俺を抱き上げて、ちょっとだけ運んでくれたんだ。とても面白かったよ」と彼は回想しています。