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『超人ロック』 漫画家の聖悠紀が死去

2022/12/16 18:16掲載
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超人ロック ART WORKS / 聖悠紀
超人ロック ART WORKS / 聖悠紀
『超人ロック』シリーズなどで知られる漫画家の聖悠紀が10月30日に肺炎のため死去。少年画報社「ヤングキングアワーズ」編集部の公式SNSなどで公表されています。72歳でした。2020年にパーキンソン病で闘病中であることを公表していました。



聖悠紀(ひじり・ゆき)は1949年12月 新潟県新発田市生まれ。1966年からマンガ同人サークル「作画グループ」の主要メンバーの一人として活躍。1967年、同グループの肉筆回覧誌に『超人ロック』の第1作を発表。このエピソードは、「ニンバスと負の世界」として知られている。1971年、小学館『別冊少女コミック』5月号に『うちの兄貴』を発表し商業誌デビューを果たす。以後、『桜田淳子の初恋物語』『宇宙戦艦ヤマト』など、アイドルの伝記風漫画やテレビアニメのコミカライズ作品を執筆。1978年、『週刊少年キング』で連載した『超人ロック』の新作が人気を呼び、大ヒットした。永遠の命を持つ超能力者の主人公が宇宙を舞台に活躍するストーリーで、代表作になった同作は、連載誌などを変えながらも、新たな章に入るなどして50年以上に渡って連載が続けられた大長編シリーズとなった。漫画制作の他に、テレビアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』『闘将ダイモス』のキャラクターデザインも担当した。