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ボニー・レイット「Something to Talk About」のソングライター シャーリー・エイクハード死去

2022/12/16 15:55掲載
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Shirley Eikhard, photo courtesy of her representatives
Shirley Eikhard, photo courtesy of her representatives
ボニー・レイット(Bonnie Raitt)の1991年のヒット曲「Something to Talk About(邦題:愛のストーリー)」を生み出した、カナダのシンガーソングライター、シャーリー・エイクハード(Shirley Eikhard)が死去。彼女の広報担当が発表。カナダのCBC Newsは彼女が癌で亡くなったと報じており、長年の友人であるDeborah Dugganによると、12月15日未明にオンタリオ州オレンジビルの病院で、親しい人たちに囲まれながら亡くなったそうです。67歳でした。

シャーリー・エイクハードは1955年、カナダのニューブランズウィック州生まれ。1970年には有名なカントリー歌手チェット・アトキンスが彼女の曲「Pickin' My Way」を録音。1971年にはカントリー歌手アン・マレーが彼女の曲「It Takes Time」を録音し、後にカナダでヒットとなった。エイクハードは1972年にセルフタイトルのデビューアルバムをリリース、73年と74年に連続してカナダの音楽賞であるジュノー賞の最優秀カントリー女性賞を受賞した。

エイクハードは長いキャリアの中で500曲以上を書き、その多くは自身の17枚のスタジオ・アルバムに残したが、他の曲はシェール、エミルー・ハリス、リタ・クーリッジ、ポインター・シスターズ、キム・カーンズ、アン・マレーなどのアーティストによって演奏された。

彼女の最大のヒットは、ボニー・レイットの1991年アルバム『Luck of the Draw』に収録された「Something to Talk About」。レイットはグラミー賞の最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞し、この曲はレコード・ザ・イヤーにもノミネートされた。2020年、「Something to Talk About」はカナダのソングライターの殿堂入りを果たした。