「
ドラゴンフォース(Dragonforce)の曲はどれも同じに聴こえる」という意見にメンバーの
ハーマン・リ(Herman Li)がMetal Sucksの新しいインタビューの中で反論。また、メタルを演奏する上で「最も重要なこと」も挙げています。
「口が酸っぱくなるまで、そうじゃないと言い切れるんだけど、僕らのサウンドは今でもファースト・アルバムと同じだと言われている。“この新曲はファースト・アルバムと同じだね”と言われるし、“ドラゴンフォースの曲はどれも同じに聴こえるから、新曲は好きじゃない”って言う人もいる。
実際のところ、僕らのレコーディングには明らかな進化が見られるし、メタルを聴いてこの手の音楽を理解している人なら、そのことに気づいてくれるはずだ。僕たちは今、より優れたミュージシャンになり、ステージでより良いパフォーマンスをするようになった。
この前のツアーでも、ファースト・アルバムから何曲か演奏したし、これからも演奏するだろうね。でも、正直なところ、僕たちがそれらを演奏し、ミュージシャンとして成長することで、時間とともに大きな変化が起きているんだよ。振り返ってみると、“Valley of the Damned”での演奏は今ほど上手くはなかった。比べてみると、あそこにあるものは全部ちょっと悪いと言えるかもしれないけど、そういうものだよね? 時間が経って良くなっていかないと、時間を無駄にすることになる」
そういった意味でも、メタルギタリストにとって最も重要なことの1つは、自分が好きで信じている音を追求しているのであれば、他人の言うことをあまり気にしないことだと、彼は考えています。
「自分の好きなことをやればいいし、他の人がどう思うかなんて気にしない。他の人がどんなテクニックを使っているかなんて気にする必要はないし、他の人に言われたことも気にしない。
一番大事なのは、自分の好きなように演奏して、ノイズを無視すること。それが、完璧なテクニックや速く弾くことよりも大切なことだと思う。自分が演奏したいように演奏して、そこから物事がうまくいくようにすればいいんだ」