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AOR/ヨット・ロックのドキュメンタリー『Sometimes When We Touch』 ティーザー予告編映像公開

2022/12/13 19:51掲載
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Sometimes When We Touch - The Reign, Ruin and Resurrection of Soft Rock
Sometimes When We Touch - The Reign, Ruin and Resurrection of Soft Rock
AOR/ヨット・ロックの3部構成のドキュメンタリー『Sometimes When We Touch - The Reign, Ruin and Resurrection of Soft Rock』が完成。海外で展開されているパラマウント・ピクチャーズのストリーミングサービス、Paramount+で1月3日から配信されます。ティーザー予告編映像が公開されています。

副題に「ソフトロックの君臨と没落と復活」とあるように、このシリーズでは、70年代〜80年代AOR(海外ではソフトロックと呼ばれている)と君臨と没落、そして最近のヨット・ロックとしての復活を描いています。シリーズの宣伝文には「音楽史上最もありえないカムバックのひとつ」とも書かれています。

このシリーズでMTV Entertainment Studiosと提携しているGunpowder & Sky社のCEO、Van Tofflerは「ソフトロックのことを好きなだけ叩けばいい、でも、ホール&オーツの曲は全部知っているはず。個人的には、カーペンターズやマイケル・マクドナルドの良さを、現在のヒップホップにおけるサンプリングを通じて、子供たちがやっと知ることができたことが嬉しい」と話しています。

このシリーズでヒット曲のアーティストとして、ダリル・ホール&ジョン・オーツのほか、ケニー・ロギンス、マイケル・マクドナルド、クリストファー・クロス、エアサプライ、カーペンターズ、ライオネル・リッチーなどが登場します。

このシリーズのためにインタビューされた人々は必ずしも自身がソフトロッカーであるわけではありません。シェリル・クロウ、ポリスのスチュワート・コープランド、Run-D.M.C.のダリル "D.M.C." マクダニエルズ、スザンナ・ホフス、L.A.リード、リチャード・マルクス、ロバート・“クール”・ベル、バーディン・ホワイト、オーウェン・グレイバーマンも登場します。

インタビューにはロギンス、トニ・テニール、ルパート・ホルムズ、ダン・ヒル、レイ・パーカー・ジュニア、エアサプライなどのベテランも出演します。

このシリーズは、アーカイブのインタビューやコンサート映像に加え、「ソフトロックの衝撃を受け入れつつ、時にそれを迷わせるような過剰さを認める」という現代の視点での解説、そして「ヒップホップのサンプルやラジオのリメイク、スーパーヒーローのサウンドトラックやTikTokの投稿などあらゆるところで見られる新しい世代に対するその力の継続についての見直し」も行われています。

ヴァン・トフラー製作、ローレン・ラジン製作総指揮・監督、チャック・トンプソン脚本・製作総指揮。その他のエグゼクティブプロデューサーは、Gunpowder & SkyのDavid Gale、Floris Bauer、Barry Barclay、Joanna Zwickel、Rick Krim、MTV Entertainment StudiosのBruce GillmerとVanessa Whitewolfです。Jennifer Yandrisevitsが制作のシニアディレクターを務めました。