ジャーマン・ロックを代表するバンドの一つ、
アシュ・ラ・テンペル(Ash Ra Tempel)の創設者で、最も影響力のあるクラウトロック・アーティストの一人である
マニュエル・ゲッチング(Manuel Göttsching)が死去。ASH RAの公式サイトで発表。70歳でした。
以下、声明より
「マニュエル・ゲッチングは2022年12月4日、家族に囲まれながら、安らかに眠りにつきました。
彼が残した空白を、私たちは彼の音楽と愛のある思い出で埋めたいと思います。
“あなたの指がギターの弦に触れたとき、世界は静止した。あなたの演奏を聴くたびに、立ち止まり、あなたを呼び戻してくれますように”
安らかにお眠りください」
■ASH RAの公式サイト
https://www.ashra.com/マニュエル・ゲッチングは、クラウス・シュルツェ、ハルトムート・エンケと共にアシュ・ラ・テンペルを結成。セルフタイトルのデビューアルバムは1971年にリリースされた。アシュ・ラ・テンペルのリーダーとしてもソロ・アーティストとしても数々の作品や演奏を発表。1984年にマニュエル名義で発表した『E2-E4』はテクノ・ハウスの始祖として多くのアーティストに影響を与えた。英ガーディアン紙は「ディスコ、ファンク、クラフトワークのレコードと同じくらい重要だ」と評している。2000年にクラウス・シュルツェとともにアシュ・ラ・テンペルを再結成した。