John Petrucci (Image credit: Per Ole Hagen/Redferns via Getty)
ドリーム・シアター(Dream Theater)の名手
ジョン・ペトルーシ(John Petrucci)はなぜ、ギターを高く構えるのか? Ultimate Guitarの新しいインタビューの中で、特定の曲でギターを高く構える理由を説明しています。また、ライヴで演奏を失敗してしまったと悩む若いギタリストにアドバイスをしています。
Q:ライヴで演奏しているとき、「これは本当に集中しなきゃ」と思うようなパートがあることはないのですか?
「あるよ。そういう瞬間は、16小節に1回くらいあるかな。今はそういう部分があると、ステージに上がる前に少し練習するんだけど、それでもうまくいかないことが多い。“しまった!”と思っても“よし、明日からまた頑張ろう”と思えるんだ。それがツアーの楽しいところなんだよ。
そういうのは山ほどあるし、ちょっと難しい。だから、みんなは僕を観るんだろうね。 僕は長い間、大きな足台(フットレスト)を用意して、左足の上にギターを置き、クラシックな姿勢をとって、本当に集中しようと、ギターを高い位置に構えて、いくつかの曲を弾くようにしている。僕の音楽にはそういうものがあふれているんだよ」
Q:ギターを学んだいる人の中には、失敗という概念と本当に闘っている人がいます。例えば、ライヴで演奏しているときに失敗してしまったとき、どのように対処しているのですか?
「失敗したときのことは、長くは考えない。ただ“そんなことがあった”という感じ。くぼみでつまずいたようなもので“クソ、最悪だ”と思うけれど、翌日まで、くぼみでつまずいたことを考え続けることはない。僕たちは皆、これを追い求めているだけなんだ。できる限りの準備をし、できる限りの練習をするんだ。
ライヴはまったく違うものだし、みんなベストを尽くしている。僕が言いたいのは、それに捕らわれることなく、それを乗り越えて前に進むべきだということで、多くのパフォーマンスをしているなら、もう一度挑戦する機会があるということ」