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ブラジル音楽の名曲事典『ブラジリアン・ミュージック200』発売

2022/12/09 20:28掲載
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ブラジリアン・ミュージック200
ブラジリアン・ミュージック200
広大で豊かなブラジル音楽の歴史から名曲200をセレクトし、オススメの音源とともにガイド。ブラジル独立200周年記念出版『ブラジリアン・ミュージック200』がアルテスパブリッシングから12月28日発売。著者はブラジルの音楽と文化を精力的に発信している第一人者の中原仁
■『ブラジリアン・ミュージック200』
中原 仁著

定価:本体1700円[税別]
A5判・並製 | 176頁
発売日 : 2022年12月28日
ISBN 978-4-86559-270-2 C1073
ジャンル : ブラジル音楽/ワールドミュージック
装丁:折田烈(餅屋デザイン)

<内容>
1899年のカーニバル・ソング第1号から21世紀のヒット曲まで、ショーロ、マルシャ、バイアォン、サンバからボサノヴァ、MPB、ヒップホップまで、ジャンルと時代、地域を広くカバーしながら、ピシンギーニャ、ノエル・ホーザに始まってアントニオ・カルロス・ジョビン、ヴィニシウス・ヂ・モライス、ジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、シコ・ブアルキ、ミルトン・ナシメント、さらにはホベルト・カルロス、カルトーラからポップ、ヒップホップ勢まで、主要な作曲家、ミュージシャン、シンガーを網羅。

ブラジル音楽の名曲事典としても役に立つと同時に、広大無辺なブラジル音楽の全体像を知るために最適のガイドとなっています。

著者はJ-WAVEの人気FM番組「サウージ!サウダージ」のプロデュースを長年手がけるなど、ブラジルの音楽と文化を精力的に発信している第一人者の中原仁。本書が初の単著(書き下ろし)です。

[本書で紹介している200曲の一部]
オ・アブリ・アラス(シキーニャ・ゴンザーガ)
カリニョーゾ(ピシンギーニャ)
ブラジルの水彩画(アリ・バホーゾ)
アザ・ブランカ(ルイス・ゴンザーガ)
シェガ・ヂ・サウダージ(アントニオ・カルロス・ジョビン、ヴィニシウス・ヂ・モライス)
コルコヴァード(アントニオ・カルロス・ジョビン)
カーニヴァルの朝(ルイス・ボンファ)
小舟(ホベルト・メネスカル)
祝福のサンバ(バーデン・パウエル、ヴィニシウス・ヂ・モライス)
マシュ・ケ・ナーダ(ジョルジ・ベンジョール)
ウッパ・ネギーニョ(エドゥ・ロボ)
ア・バンダ(シコ・ブアルキ)
日曜日の公園で(ジルベルト・ジル)
テーハ(地球)(カエターノ・ヴェローゾ)
トラヴェシーア(ミルトン・ナシメント)
ヂゼスペラール・ジャマイス(イヴァン・リンス)
フロール・ヂ・リス(ジャヴァン)
…………ほか

※本書の企画・出版にあたっては駐日ブラジル大使館の協賛をいただいています。

<プロフィール>
中原仁(なかはら・じん)
1954年横浜生まれ。放送・音楽プロデューサー/選曲家。株式会社アルテニア代表。J-WAVEの人気FM番組「サウージ!サウダージ」を88年から現在まで34年間、プロデュース。85年から約50回ブラジルに通い、現地録音のCD制作(約15枚)、山下洋輔、東京スカパラダイスオーケストラのブラジル公演制作にも従事。制作に関わったCDはブラジル音楽からジャズ、J-Popまで50枚以上、選曲したコンピレーションCDは60枚以上。空間BGMの選曲、コンサートの企画プロデュース、ステージ構成/演出、DJ、司会、カルチャーセンター講師もつとめる。書籍『21世紀ブラジル音楽ガイド』(Pヴァイン、2018年)を監修、共著書に『リオデジャネイロという生き方』(双葉社、2016年)、編著に『ブラジリアン・ミュージック』(音楽之友社、1995年)『ブラジリアン・ミュージック2001』(同、2001年)がある。
http://blog.livedoor.jp/artenia/