Dave "The Snake" Sabo and Jon Bon Jovi
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の
ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)と
スキッド・ロウ(Skid Row)の
デイヴ・“ザ・スネイク”・セイボ(Dave)は幼なじみです。ザ・スネイクは『80s Recycle Bin』のインタビューの中で、ジョンとの子供時代の友情を振り返り、彼らが若かった頃に交わした約束について語っています。
「ジョン・ボン・ジョヴィの3つ隣の通りで育ったんだ。俺が11歳の頃からの友達だよ。約143年になるね(笑)。彼は俺より先にギターを弾き始めた。俺が弾き始めると、彼はコードを教えてくれて、それから彼のギターの先生を紹介してくれた。それが俺らの師匠になったアル・パリネロという人なんだ...。
彼はいつも、もし自分がある程度成功したら、俺がいるどんなバンドでも助けてくれると言っていた。俺らのバンドが良いのが大前提だけどね」
ジョンは約束通り、ボン・ジョヴィが波に乗り始めた後、まだバンドのないザ・スネイクを彼のマネージャーであるドック・マギーに紹介しました。
「彼はドック・マギーにマネージメントされていた。俺は19歳の若造だった。彼は“僕のマネージャーに会いに来てよ”と言ったので、俺はそこに行くと、ドックはラウンジチェアに座っていた。すると、突然みんないなくなり、ドックと俺だけになった。そこで俺は“僕の出番だ。この男に一泡吹かせてやる”と思った。俺は19歳だった。“俺は世界一のギタリストだ。俺はロックスターになるんだ、俺は最高なんだ、お前は俺をマネジメントするんだ”みたいなことを言った。
彼は10分ほど俺に好きなようにやらせてた。やっと終わると彼は“いいね。ビールでも飲むか”と言っていた」
数年後、ザ・スネイクとレイチェル・ボランがスキッド・ロウを立ち上げ、セバスチャン・バックを迎えたあと、ドック・マギーがスキッド・ロウに興味を持つようになりました。ザ・スネイクはこう言っています。
「ドックが来て、ジョンの家でレイチェルと俺とで話をしていたら、突然、彼は今後の計画を練り始めた。レイチェルと俺はお互いに顔を見合わせて、混乱した顔をしていた.....。その後、ランチに行き、ついに勇気を出して“俺らのマネジメントをしているのか?”と言った。彼は“君たちをマネジメントしている、いつものようにね”と言った。
これは、俺らのキャリアの中で起こった最も素晴らしい出来事のひとつだった。俺たちはアルバムの裏を見たり、ライナーノーツを読んだりするような人間だったから、皆を知っていた。アシスタント・エンジニア、エンジニア、プロデューサー、ミキサー、マスタリング担当者、マネージメント、レコード会社の人たち。そういう人たちを研究していたけど、彼らは俺らにとっては、おとぎ話の登場人物のようなものだったんだ。現実になるとは思わなかった」