セリーヌ・ディオン　難病のスティッフパーソン症候群を患っていることを公表

セリーヌ・ディオン（Céline Dion）は、筋肉の硬直などの症状が出る難病のスティッフパーソン症候群を患っていることを公表。闘病のため、今後のツアー日程をキャンセルまたは延期しています。

ディオンはSNSで公開された映像の中で、こう話しています。

「私は長い間、自分の健康についての問題に取り組んできましたが、これらの課題に直面し、私が経験してきたことすべてについて話すことは本当に難しいことでした。

最近、私はスティッフパーソン症候群という非常に稀な神経障害と診断されました。

この稀な状態についてまだ学んでいる最中ですが、これが私が抱えていた全ての痙攣を引き起こしていたものだと今は分かっています。残念ながら、この痙攣は私の日常生活のあらゆる面に影響を及ぼしており、時には歩くのが困難になったり、以前のように声帯を使って歌うことがができなくなったりします」

スティッフパーソン症候群は稀な病気で、ジョンズ・ホプキンス医科大学によれば、「100万人に1人か2人程度」しか発症しないという。現在、この病気の完治は難しいそうですが、筋弛緩剤と抗けいれん剤による治療が症状の改善と抑制に役立つと医師は述べています。ディオンは「私が良くなるために、私のそばで働く素晴らしい医師団がいる」と述べています。

ディオンはまた、「私は歌うことしか知らない。人生でずっと歌ってきたし、最も愛していることです」と感情をあらわにしながら言っています。

ディオンは回復に専念するため、2023年5月から7月に予定されていたコンサートをキャンセルし、2023年2月から4月に予定されていた公演は2024年に変更しています

Celine Dion revealing her diagnosis of a rare neurological disorder in a new health update to fans. We love you to the moon and back, Céline pic.twitter.com/9JDA3ajWRb

— celine vocals (@CelineOracle) December 8, 2022