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ダイソン 空気清浄機能付きヘッドホン『Dyson Zone』販売

2022/12/08 15:27掲載
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Dyson Zone™ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン (c)ダイソン
Dyson Zone™ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン (c)ダイソン
ダイソンは、空気清浄機能付きヘッドホン『Dyson Zone™』を2023年1月に中国で、3月にアメリカ、英国、香港、シンガポールで販売開始予定。日本での展開は未定です。

ダイソンは12月8日、ピュアで没入感があるリスニング体験と、必要な時に外出先の空気清浄を可能するという『Dyson Zone™ノイズキャンセリング機能付き空気清浄ヘッドホン』の全仕様を発表。

6年にわたる研究開発の結果、このヘッドホンは極限まで抑えた音の歪みで最大50時間1の再生、高度なノイズキャンセリングと忠実なフルスペクトルオーディオ再生を可能にしました。

また、『Dyson Zone™』は0.1ミクロンの粒子状汚染物質を99%捕集2し、カリウムを含むK-カーボンフィルターがNO₂やSO₂などの都市汚染の代表的な酸性ガスを浄化します。

以下インフォメーションより

<特徴>

●長時間の連続再生: Dyson Zone™ノイズキャンセリングヘッドホンは、最大50時間¹、高度なノイズキャンセリング機能、音の歪みを極限まで抑えた、忠実なフルスペクトルのオーディオ再生を提供します。

●高度なアクティブ ノイズキャンセリング(ANC): ANCシステムは、搭載されている11個のマイクのうち8個を使用しています。これらのマイクは1秒間に384,000回周囲の音をモニタリングし、最大38dBまで低減します。

●忠実なフルスペクトルオーディオ: Dyson Zone™ヘッドホンは、可聴域を超えた6Hzから21kHzの周波数までも再生します。

●極限まで抑えた音の歪み: スピーカードライバー、電子装置、機械構造、素材そして音響は、歪みを最小限にするために慎重に設計されています。ドライバーの出力は、毎秒48,000回の高度な信号処理によって均等化され、ノイズキャンセリングと組み合わせて全周波数帯域にわたって高周波の歪みを聞き取れないレベルまで中和します。 (0.08% @ 94dB @1kHz)

●より繊細な音を聞くための科学的なチューニング: 独自のEQ設定により、周波数カーブを最適化し、全周波数帯域においてクリアでピュアな音声を実現します。

●外出先での空気汚染に対応する高効率なフィルター: 取り外し可能なシールドは、着用者の鼻と口に清浄された空気を届けます。静電フィルターは0.1ミクロンの微粒子を99%捕捉²し、一方でカリウムを含んだK-カーボンフィルターは都市汚染に関する酸性ガスなどを捕らえます。

●没入感のあるサウンドと、快適な付け心地: 様々な頭のサイズや形状でテストを行い、すべての人に同じ没入感のあるサウンドを実現させました。

●通話機能: 2つのマイク によるビームフォーミング技術とノイズ抑制技術により、クリアな音声通話、音声録音、音声コントロールが可能です。

・・・・・・・

■The Dyson Zone™ のソリューション

Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは、都市の騒音と大気汚染という2つの課題に取り組むため設計されました。先進的なリチウムイオン電池とUSB-C充電を搭載。オーディオ再生だけで50時間1、空気清浄機能とオーディオ再生を合わせて4時間の再生時間を実現し、わずか3時間で100%まで充電できます。

Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは、ダイソンの約30年にわたる、気流、フィルター技術、モーター技術に関する専門知識と、室内外の空気質に関する深い理解から生まれました。各イヤーカップ内のコンプレッサーが二重構造のフィルターを通して空気を吸い込み、浄化された2つの気流が非接触型シールドを通して着用者の鼻と口に流れます。静電フィルターは0.1ミクロンの粒子状汚染物質を99%捕捉²し、カリウムを含んだKカーボンフィルターはNO₂やSO₂などの都市汚染の代表的な酸性ガスを浄化します。

さらに、低音、中音、高音域にわたり明瞭で、歪みを最小限に抑え、広周波数帯域、没入感の高いHi-Fiオーディオを提供するように設計されています。Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは通話用のマイクを内蔵し、通話、音声録音、音声制御も可能となっています。 通話用マイクは、フィードフォワードアクティブノイズキャンセルと組み合わせることで、デュアルマイクビームフォーミングを実現します。ビームフォーミングは、それぞれのマイクからの信号を組み合わせることで着用者の後方や横からのノイズを除去し、より明瞭な音声通信を実現します。 

■ダイソンのオーディオエンジニアリングへのアプローチ

Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは、卓越した没入感のあるリスニング体験を提供します。多くの場合、音響開発では、ゴールデンリスナーが大きな役割を担っています。彼らは「良い音」を判断するよう訓練を受けた人々で、オーディオ業界では一般的な方法です。しかし、ダイソンのエンジニアはより科学的なアプローチを選択しました。音響の研究を行い、導き出された仕様目標を大規模なユーザートライアルで検証しました。

極限まで音の歪みを抑えた設計: スピーカードライバーと電子装置、機械構造、素材、音響は、歪みを最小限に抑えるよう慎重に設計されています。ドライバーの出力は、1秒間に48,000回の高度な信号処理によってさらに均等化されます。ノイズキャンセリングとの組み合わせにより、全周波数帯域で高周波の歪みを中和し、聴き取れないレベルまで低減します。(0.08% @ 94 dB @1 kHz)
高度なアクティブ ノイズキャンセリング(ANC): Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンのANCシステムは、搭載されている11個のマイクのうち8個を使用しています。これらのマイクは1秒間に384,000回周囲の音をモニタリングし、20Hzから20kHzの範囲で、最大38dBまで低減します。

忠実なフルスペクトルオーディオ: Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンの周波数帯域は6Hzから21kHzです。スピーカーの周波数帯域が極端に狭いと正確な再生が難しくなるため、Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは人間の聴覚の域を超える設計により、可聴帯域全体にわたってよりクリアな音を実現しています。このような広い周波数帯域は、電気音響工学のシステムエンジニアリングとベースコンポーネントによるもので、40mm、16Ωのネオジウムスピーカードライバーがオーディオシステムの中核を担っています。

より繊細な音を聴くための科学的なチューニング: ダイソンのエンジニアは、科学的な指標と幅広いユーザーのテストによって、オーディオの全領域において最も明瞭で繊細な音質を実現する仕様を選択しました。ダイソンは、全周波数帯域にわたりクリアでピュアな音質を実現するために、周波数カーブを最適化する独自のEQ設定を行い、Hi-Fiなオーディオ体験を可能にしました。

快適性と没入感のあるリスニング体験: 人の頭の形は一様ではなく、ヘッドバンドが締め付ける力、取り外し可能なシールドの形状や素材、サイズの調節機能など多くの要素が、オーディオ性能だけでなく快適性に影響を与えます。また、遮音性と快適性を両立させるため、従来のイヤークッションよりもあえて平たくし、耳の角度に合わせてクッションの角度をつけることで、最適な快適性を実現しています。

Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンは、英国、シンガポール、マレーシア、中国にまたがるチームによって設計され、ソフトウェアは特に東南アジアの拠点で重点的に開発されました。製品とアプリのスムーズな接続と、大気汚染と騒音公害を追跡する機能の開発は、重要なプロジェクトでした。 また、他のダイソン製品と同様に、Dyson Zone™空気清浄ヘッドホンに対しても、極端な温度環境下でのテスト、落下テスト、素材や生地の摩耗テスト、ボタンの堅牢性など、様々なテストを実施してきました。ダイソンマレーシア開発センターの専門テストエンジニアは、英国でのテストに加えてより温暖で湿度の高い地域でのテストに参加するなど、地理的な条件も含めて、不可欠な存在でした。米国、英国、中国、シンガポールでユーザートライアルが実施されました。

詳細は以下のURLのページでご覧になれます。
https://www.dyson.co.jp/community/news/dyson-zone-headphones.aspx