Iggy Pop - ShowbizIreland, Getty Images
イギー・ポップ(Iggy Pop)は、今後ライヴでステージダイブをすることはないだろうと語っています。
イギーはステージダイブの先達の一人と考えられており、60年に及ぶキャリアを通してライヴで行ってきましたが、しかし現在、75歳という年齢と、彼自身の言葉を借りれば「もうガタがきている」ことから、ステージから客席に飛び込むのをやめる時が来たと感じているようです。
新しいインタビューの中で、イギーはこう話しています。
「観客があまりにも退屈な場合、何度かプロセニアム(※舞台と客席を隔てる部分)を出て、観客を煽ったこともあるが、ほとんどはその必要はなかった。ダイブはもうやらないよ。なんとか生き延びてきたけど、今はもうガタがきているからね」
イギーがステージダイブをやめると宣言したのはこれが初めてではありません。2010年にニューヨークのカーネギーホールで観客の中に飛び込んだ際、残念ながら誰も受けずに、そのまま床に着地したことがありました。このことがきっかけで、イギー(当時62歳)はさらなる怪我を防ぐために、もうステージダイブはしないとコメントしていました。