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半世紀にわたる日本のポピュラー音楽の歴史を通覧する 文庫『増補・決定版 ニッポンの音楽』発売

2022/11/27 22:02掲載
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増補・決定版 ニッポンの音楽
増補・決定版 ニッポンの音楽
1969年から半世紀にわたる日本のポピュラー音楽の歴史を、十年ごとの単位に切り分けつつ、はっぴいえんどやYMO、小室哲哉、中田ヤスタカなど、時代の主人公ともいうべき音楽家の物語から解き明かす。『増補・決定版 ニッポンの音楽』が扶桑社から12月23日発売。本書は2014年に講談社より発刊された『ニッポンの音楽』を加筆、改訂したうえで文庫化したものです。
■『増補・決定版 ニッポンの音楽』
佐々木 敦 著
判型:文庫判
定価:1045円(本体950円+税)
発売日:2022/12/23
ISBN:9784594092429

<この本の内容>
音楽プロデューサー・牧村憲一 推薦!
「激変する日本のポップス?!クールに見渡したい時に、手元に置くべき最初の一冊」

Jポップの「誕生」と「死」
半世紀にわたる歴史を通覧する!

「Jポップ」はいつ誕生したのか。Jポップ以前と以後でなにが変わったのか。それらの疑問を見つめるとき、日本のポピュラー・ミュージックの新たな一面が見えてくる。
本書は、一九六九年から半世紀にわたる日本のポピュラー音楽の歴史を、十年ごとの単位に切り分けつつ、はっぴいえんどやYMO、小室哲哉、中田ヤスタカなど、時代の主人公ともいうべき音楽家の物語から解き明かす。
ほかにも、フリッパーズ・ギター、ピチカート・ファイヴ、安室奈美恵、宇多田ヒカル、つんく♂、きゃりーぱみゅぱみゅ、tofubeats、星野源、折坂悠太……等々、それぞれの時代を彩る音楽家たちが登場。
日本の音楽史を通覧する画期的入門書、新章増補のうえ文庫化!

【目次】
第一章 70年代 はっぴいえんどの物語
第二章 80年代 YMOの物語
幕間の物語 「Jポップ」の誕生
第三章 90年代 渋谷系と小室系の物語
第四章 ゼロ年代 中田ヤスタカの物語
ボーナストラック 「Jポップ」葬送後の物語

※本書は二〇一四年に講談社より発刊された『ニッポンの音楽』を
加筆、改訂したうえで文庫化したものです。

<著者プロフィール>
佐々木 敦
1964年、愛知県生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。広範な範囲で批評活動を行う。 著書に、『ニッポンの思想』『ニッポンの音楽』『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『これは小説ではない』(新潮社)、『批評王――終わりなき思考のレッスン』(工作舎)、『絶体絶命文芸時評』(書肆侃侃房)など多数。 2020年、「批評家卒業」を宣言。同年3月、初の小説「半睡」を発表した。