Revival69: The Concert That Rocked the World
ウッドストック・フェスティバルから4週間後に1日だけ開催されたロック・フェスで、
ジョン・レノン(John Lennon) と
エリック・クラプトン(Eric Clapton) らが
プラスティック・オノ・バンド(Plastic Ono Band) としてヘッドライナーを務めた<トロント・ロックンロール・リバイバル(Toronto Rock and Roll Revival)>。このフェスをテーマにしたドキュメンタリー映画『Revival69: The Concert That Rocked the World』のトレーラー映像が公開されています。
<トロント・ロックンロール・リバイバル>は、1969年9月13日にカナダ・トロントのトロント・バーシティ・スタジアムで開催され、約2万人が参加した1日限りの音楽フェスティバルです。
このフェスティバルには、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジェリー・リー・ルイス、ボ・ディドリー、アリス・クーパー、ジーン・ヴィンセント、ザ・ドアーズなどが出演しました。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコ率いるプラスティック・オノ・バンドの出演は、直前まで公には明らかにされていませんでした。レノンとヨーコはクラウス・フォアマン(ベース)、アラン・ホワイト(ドラム)、エリック・クラプトン(ギター)と共に出演。このパフォーマンスの模様は後にライヴ・アルバム『Live Peace in Toronto 1969(邦題:平和の祈りをこめて)』としてもリリースされています。
このフェスの模様は、著名なドキュメンタリー映画監督D・A・ペネベイカーが撮影していました。プラスティック・オノ・バンドのパフォーマンスを収めたライヴ映像作品は『Sweet Toronto』として公開され、その後、『John Lennon and the Plastic Ono Band: Live in Toronto』としてDVDリリースされています。
今回のドキュメンタリー映画の監督はロン・チャップマン。D・A・ペネベイカーが当時撮影した未公開のコンサートやバックステージの映像も含まれます。
本作は、いくつかの映画祭での上映を経て、12月16日からカナダで公開される予定です。
以下インフォメーションより
「『Revival69: The Concert That Rocked the World』は、あまり知られていないが、人生を変えるような音楽フェスティバルが、あらゆる困難を乗り越えてどのように実現したかを描いた舞台裏の物語である。
若きコンサートプロモーターであるジョン・ブラウワーは、<トロント・ロックンロール・リバイバル>を1日限りのイベントにするために奮闘し、このフェスは、後に“ロックンロール史上2番目に重要なイベント”としてロック神話に登場することになった。
このフェスは、ほとんど実現しない状況だった。“公演の前の週、チケットは売れなかった。突然、公演がキャンセルになってもおかしくなかった”と彼は映画の中で語っている。その状況をレノンの出演が救った。
このフェスティバルには、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ジェリー・リー・ルイス、ボ・ディドリー、アリス・クーパー、ジーン・ヴィンセント、ザ・ドアーズなど、ロック界の伝説的なアーティストが出演した。しかし、トロントのバーシティ・スタジアムに集まった2万人のファンにとって、本当に意味深い決定的な瞬間となったのは、レノンとプラスティック・オノ・バンドが11時に到着した時だった…。
このドキュメンタリーでは、アリス・クーパー、ザ・ドアーズのロビー・クリーガー、アラン・ホワイト、ラッシュのゲディー・リー、シカゴのダニー・セラフィン、クラウス・フォアマンら象徴的ミュージシャンの独占インタビュー、そして60分以上に及ぶアーカイブ映像や録音テープを通して、バイカーギャングの存在から、キャンセルの危機、レノンがビートルズのマントを脱ぎ捨てステージに立つ不可解な幸運などまで、フェスティバルに至るまでの渦巻く混乱を明らかにしています。
この映画には、最近発見された貴重な舞台裏のスーパー8映像や、D・A・ペネベイカーとそのスタッフが撮影した未公開の16mmフィルムによるコンサート映像なども含まれており、その場にいたミュージシャンや裏方、その他の目撃者の目を通して語られています」
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