ショーン・レノン、ロバータ・フラックの隣で育ったことを回想　「世界で最もクールな隣人だった」

ロバータ・フラック（Roberta Flack）はかつて、ジョン・レノン（John Lennon）とオノ・ヨーコ（Yoko Ono）が住んでいたダコタ・ハウスの隣人でした。ジョンの息子ショーン・レノン（Sean Ono Lennon）はフラックの新しいドキュメンタリー映画『Roberta』の中で、フラックの隣で育ったことを回想し、「世界で最もクールな隣人だった」と話しています。

1970年代、フラックがダコタに引っ越してきたとき、彼女はジョン・レノンとオノ・ヨーコの隣に居を構えました。まもなく、ミュージシャンたちの間に数十年にわたる友情が芽生えたと、ショーン・レノンはフラックの伝説的な人生を描いた新しいドキュメンタリー映画『Roberta』の中で振り返っています。

「世界で最もクールな隣人と一緒に育って、僕はとても恵まれていたよ。最初は、ロバータがすごいアーティストでミュージシャンだとは思ってもいなくて、ただ本当にクールな隣人だった。僕たちは彼女のことをロバータおばさんと呼んでいて、とても仲が良かったんだよ」

ショーンは、彼がギターを習い始めた時にフラックが励ましの言葉をかけてくれたことや、フラックとオノ・ヨーコが「とても良い友達」になったことを語っています。特に1980年12月にジョン・レノンが亡くなった後はそうでだったという。

「2人とも信じられないほどパワフルな女性だったから、お互いを理解していたんだ。母はスタジオで父の作品をプロデュースしていたんだけど、みんなそんなことはあまり考えていなかった。みんな、物静かな彼女を想像するけど、僕の母はしばしば部屋の中で支配的な力を持っていて、ロバータもそんな感じだった。2人とも性差別を受けたけど、それを乗り越えてきたし、タフだった」