Us And Them: The Authorised Story Of Hipgnosis
アルバム・ジャケットのデザインを数多く手掛け、ロック・ファンはもちろんデザインやアート好きからも絶大な支持を得た英国のクリエイター集団
ヒプノシス(Hipgnosis)。彼らの歴史を掘り下げた新しい本『Us And Them: The Authorised Story Of Hipgnosis』が海外で2023年2月2日発売。出版元はNine Eight Books。
本書は、
ピンク・フロイド(Pink Floyd)関連の著書で知られ、英プログレ誌Progや英Classic Rock誌のライターでもあるマーク・ブレイクによって書かれたものです。
友人であるピンク・フロイドのアルバム『A Saucerful Of Secrets』のアルバム・ジャケットをデザインした後、
オーブリー・“ポー”・パウエル(Aubrey 'Po' Powell)と
ストーム・トーガソン(Storm Thorgerson)は、その後15年間、ロックンロールの視覚的アイデンティティを定義し続けました。
「“ストーム”という少し変わった奴と、“ポー”という少し落ち着いた奴がいて...それは、その後50年間そのままだった」と語るのはピンク・フロイドの
ニック・メイスン(Nick Mason)。メイスンをはじめ、
デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)、
ロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)、
ジミー・ペイジ(Jimmy Page)、
ロバート・プラント(Robert Plant)、
ピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)、オーブリー・パウエル、故ストーム・ソーガソンらがこの本でしか読めないものを寄稿しています。
プラントは「この二人組は素晴らしかった。オーブリーのチャーミングで愛想のいい親しみやすさと、ストームの“こんなクズミュージシャンと付き合わなきゃいけないのか?”という好戦的なところ。素晴らしかったし、当時の僕らにふさわしいものばかりだった」とコメントしています。