Welcome Back My Friends - The Return Of Emerson Lake & Palmer
エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer) が現代のテクノロジーを駆使して復活する、
カール・パーマー(Carl Palmer) のツアー『Welcome Back My Friends - The Return Of Emerson Lake & Palmer』。カールの新しいインタビューによると、このツアーは日本公演も計画されています。
このツアーでは、亡くなった
キース・エマーソン(Keith Emerson) と
グレッグ・レイク(Greg Lake) の過去のライヴ映像&オーディオを使用してEL&P楽曲を演奏します。
米国公演は11月18日に米ペンシルベニア州フィラデルフィアでスタートし、12月3日のオハイオ州アクロンまで計10公演が行われる予定です。
以下、Celebrity Accessのインタビューより。
Q:アメリカでの10日間の公演が発表されています。 もっと増えるのでしょうか?
「2023年の4月から5月にかけて大規模な全米ツアーを行い、その後、ヨーロッパ、日本、そして南米にも行く予定。でも、この初回公演にかかっているんだ。もしファンに受け入れられれば、少なくともしばらくは続けるつもりだよ」
同じインタビューの中で、このツアーについて改めて説明しています。
「ホログラムについて調べて、企業にも会い、フランク・ザッパのようなライヴをいくつか見たんだけど、結局、それはしっくりこないし、キースやグレッグが望むようなものだとは思えないものだった。
マネージャーのブルース・ピラトは、1992年にロイヤル・アルバート・ホールで行った2つの素晴らしいライヴを撮影していたことを思い出させてくれた。ELPは再結成されたばかりで、パフォーマンス的には全盛期だった。キースとグレッグの2人に複数のカメラを向け、ライヴ・アルバムを制作するため、すべてのオーディオを別々のトラックで録音していた。その時のアイデアは“3つの巨大なビデオ・ウォールにライヴ・パフォーマンスの栄光を再現し、ステージで一緒にライヴ演奏するのはどうだろう? ” というものだった。
それを実行したんだよ。5ヶ月かけてビデオを再編集し、すべてのショットから僕を外した。キースとグレッグはスクリーンで、僕はステージでライヴをし、僕のバンドのメンバー2人もいくつかの曲に参加する。また、僕のバンドだけでELPの曲や他の曲を演奏し、ELPのアーカイブ映像で補足するんだ。まさにマルチメディアな体験ができる。
キースとグレッグの家族にも声をかけ、ツアーに参加してもらうようにした。このようなフルコンサートは今まで誰もやったことがない。ポール・マッカートニーが最近のツアーでジョン・レノンとデュエットしたような数曲しかやっていないんだよ」
Q:50年近く一緒に仕事をしてきた二人の偉大なミュージシャンとの再演は、あなたにとってエキサイティングなことなのでしょうか、それとももっと感情的なことなのでしょうか。
「最初にビデオでリハーサルを始めたとき、実はとても感情的になってしまった。ELPのことがどれだけ好きだったか、このバンドをどれだけ恋しく思っていたかに気づいたんだよ。僕たち3人が再び揃うコンサートの場で、僕たちの音楽が生き続けることができるのは、ただただ幸せなことだよ」
Q: ELPには大ヒット曲やファンのお気に入りがたくさんあります。どの曲が聴けるのでしょうか?
「ファンのためにネタバレはしたくないんだけど、“Lucky Man”から“Welcome Back My Friends, Karn Evil 9”まで、大ヒット曲やファンのお気に入りはすべて含まれているよ。プログレッシブ・ロックと、グレッグがバンドに提供していた珠玉のアコースティックが、いい感じに混在している。ロイヤル・アルバート・ホールの素材の一部を保留したのは、今後のライヴの内容を変えられるようにするためなんだ」
以下は米国公演のファン撮影の映像
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