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ボブ・ディランの新しい本『The Philosophy of Modern Song』の「直筆サイン入り」版 直筆ではなかった 返金対応中

2022/11/22 13:56掲載
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Bob Dylan / The Philosophy of Modern Song
Bob Dylan / The Philosophy of Modern Song
ボブ・ディラン(Bob Dylan)の新しい本『The Philosophy of Modern Song』の出版社は、流通している「直筆サイン入り」版が、ディランの直筆サインではないことを認め、ファンからの返金に応じています。

米サイモン&シュスター社は、『The Philosophy of Modern Song』の900冊にディランの直筆サインを入れたと発表していました。

「直筆サイン入り」版とされた本を受け取った多くのファンが、自分が購入した本のサインと、他の購入者のサインが似ていることに気付きました。同社は当初、オートペン(人間に代わって署名する機械)を使ってサインを書いたことを認めようとしなかったようですが、それが一夜にして変わり、同社はSNSにて公式声明を発表しています。

声明には「『The Philosophy of Modern Song』を購入された方にお詫び申し上げます」「限定版の本にはボブのサインがありますが、これはペンで書かれたレプリカです。私たちは購入者一人一人に即座に返金を行うことで、この問題に対処しています」と書かれています。

一方、若き日のディラン(まだロバート・ジマーマンと名乗っていた)が高校時代のガールフレンドに書いたラブレター42通(計150枚)が先日、オークションに出品されて約67万ドル(約9400万円)で落札されましたが、そのラブレターの中で、ディランは自分の名前を変えて、100万枚のレコードを売りたいと書いています。名前の候補には「エルストン(Elston)」や「リトル・ウィリー(Little Willie)」もあったそうです。