ブルース・スプリングスティーン、主に90年代に録音された未発表アルバム5枚のボックスセットを準備中

ブルース・スプリングスティーン（Bruce Springsteen）は、主に90年代に録音された未発表アルバム5枚のボックスセットを準備していることを、米ローリングストーン誌の新しいインタビューの中で明らかにしています。

「1988年以降の未発表アルバム5枚のボックスセットがあるんだ」「皆はいつも不思議に思っていた...90年代の僕の作品を見て“90年代はブルースにとって素晴らしい10年ではなかった。彼はなんとなくやっていたし、Eストリート・バンドもなかった...”と言っている。実はその時期、僕はたくさんの音楽を作っていたんだ。実際にアルバムも作った。何らかの理由で、タイミングが合わなかったりして、アルバムを出さなかったんだよ」

スプリングスティーンによると、最近の冬に「金庫の中を完全に掃除した」後にこのコレクションを集めたと付け加え、こう続けています。

「バンドが演奏している古いものもあれば、僕がその時期にコンセプトを持っていた新しいものもある。その時期に僕がやっていたことを再評価してもらうチャンスになるだろうね。あと、本当に奇妙なものが多いんだ...それに対する反応を見るのが楽しみだよ」

スプリングスティーンは、彼の未発表アルバムの1つが全てドラム・ループをベースにしているという長年の噂を認めています。「みんなが思っているのと同じくらい奇妙なものになるだろうね。全部ドラムループとか使っているし、シンセサイザーも使っている。僕自身はこのアルバムが好きなんだ」。

スプリングスティーンは、このボックスセットは「近いうちに」届くと伝えています。また、最新アルバム『Only the Strong Survive』の続編も「おそらく4分の3は録音されていると思う」と述べ、完成に向けて順調に進んでいることを明かしています。