ジョン・コルトレーン『至上の愛』　現存する関連音源を全て網羅した4CDプラチナムコレクションが日本独自企画盤で発売

ジョン・コルトレーン（John Coltrane）の不朽の名作『A Love Supreme（邦題：至上の愛）』は2021年11月、発売から56年を経て、全米レコード協会（RIAA）からプラチナ認定を受けました。これは米国だけで100万枚以上の売り上げを記録したことになります。コルトレーンにとって初のプラチナ・レコードであるだけでなく、『A Love Supreme』は1960年代のジャズ・アルバムで初めてプラチナ認定を受けた作品でした。

そして今回、このプラチナ・ディスク認定を記念し、現存する『A Love Supreme』関連の音源を全て網羅した日本独自企画盤『至上の愛：プラチナム・コレクション』がリリースされることが決定。12月21日発売。

『至上の愛：プラチナム・コレクション』には、オリジナル・アルバム、1965年のフランス・アンティーブ公演のライヴ録音、米シアトル公演の『至上の愛〜ライヴ・イン・シアトル』、『至上の愛〜コンプリート・マスターズ』のアウトテイクやオルタナティブ・テイクなどをCD4枚に収録。現在確認されている『A Love Supreme』関連の音源を全て網羅し、廃盤などで入手困難になっている音源も収録されます。

■『至上の愛：プラチナム・コレクション』
2022年12月21日(金)リリース
UCCI-1054/7　4SHM-CD　￥7,700(tax in)
4面デジパック＋クリアスリーブケース仕様

【Disc 1】
1. パート1-承認
2. パート2-決意
3. パート3-追求
4. パート4-賛美
5. パート3-追求 (Trane’s Original Mono Reference Masters)
6. パート4-賛美 (Trane’s Original Mono Reference Masters)
パーソネル：ジョン・コルトレーン(ts, per) マッコイ・タイナー(p) ジミー・ギャリソン(b) エルヴィン・ジョーンズ(ds)
★1964年12月9日録音

【Disc 2】
1. パート1-承認 (ヴォーカル・オーヴァーダビング2) (カルテット録音) (MONO)
2. パート1-承認 (ヴォーカル・オーヴァーダビング3) (カルテット録音) (MONO)
3. パート2-決意 (テイク4/別テイク) (カルテット録音) (MONO)
4. パート2-決意 (テイク6/ブレイクダウン) (カルテット録音) (MONO)
5. パート4-賛美 (未オーヴァーダビング) (カルテット録音) (MONO)
6. パート1-承認 (テイク1/別テイク) (セクステット録音)
7. パート1-承認 (テイク2/別テイク) (セクステット録音)
8. パート1-承認 (テイク3/ブレイクダウン〜スタジオでの会話) (セクステット録音)
9. パート1-承認 (テイク4/別テイク) (セクステット録音)
10. パート1-承認 (テイク5/スタート失敗のテイク) (セクステット録音)
11. パート1-承認 (テイク6/別テイク) (セクステット録音)
パーソネル：ジョン・コルトレーン(ts, per) マッコイ・タイナー(p) ジミー・ギャリソン(b) エルヴィン・ジョーンズ(ds)、アーチ―・シェップ(ts) on #6-11 アート・デイヴィス(b) on #6-11
★1964年12月9日(#1-5)、10日(#6-11)録音

【Disc 3】　
1. アンドレ・フランシスによるイントロダクション
2. パート1-承認
3. パート2-決意
4. パート3-追求
5. パート4-賛美
パーソネル：ジョン・コルトレーン(ts, per) マッコイ・タイナー(p) ジミー・ギャリソン(b) エルヴィン・ジョーンズ(ds)
★1965年7月26日、アンティーヴ・ジャズ祭でのライヴ録音

【Disc 4】
1. パート1：承認
2. インタールード
3. パート2：決意
4. インタールード2
5. パート3：追求
6. インタールード3
7. インタールード4
8. パート4：賛美
パーソネル：ジョン・コルトレーン(ts, per) マッコイ・タイナー(p) ジミー・ギャリソン(b) エルヴィン・ジョーンズ(ds) ファラオ・サンダース(ts, per) カルロス・ワード(as) ドナルド・ギャレット(b)
★1965年10月2日、シアトル・ペントハウスでのライヴ録音