エディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)は
エクストリーム(Extreme)の
ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)のファンで、
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)のサウンドチェック時にヌーノのリフを定期的に演奏していたという。何度も演奏したため、当時のヴァン・ヘイレンのギターテックはヴァン・ヘイレンの未発表曲だと勘違いし、後にヌーノがそのリフを演奏したとき、そのテックはヌーノに「どうしてそのリフを知っているの? ヴァン・ヘイレンの未発表曲なのに」と驚いたという。
ニッケルバック(Nickelback)の
チャド・クルーガー(Chad Kroeger)は、Guitar World誌のインタビューの中で、ヌーノから聞いた逸話を披露しています。
ヌーノはかつてヴァン・ヘイレンのギターテックと仕事をしたことがあり、ヌーノがエクストリームの「He-Man Woman Hater」のリフを演奏したとき、その場に居合わせたそうです。この曲はヌーノによって書かれたにもかかわらず、エディがサウンドチェックで何度も演奏していたため、そのギターテックはヴァン・ヘイレンの未録音曲だと勘違いしていました。
「(ヌーノから)こんな素晴らしい話を聞いたことがある。彼はヴァン・ヘイレンが活動を休んでいた時期にエディ・ヴァン・ヘイレンのギターテックを使っていた。
彼がサウンドチェック中に“He-Man Woman Hater”を弾き始めると、そのテックは“ええ、どうしてそのリフを知ってるの? それはヴァン・ヘイレンのリフで、一度もレコーディングされたことがないのに!”と驚いた。ヌーノは“何言ってるんだ!”と言うと、そのテックは、エディはその曲をサウンドチェックのたびに演奏していたと言った。
ヌーノは目を輝かせて彼を見て、“これは僕らの曲で、僕が書いたんだよ。He-Man Woman Haterという曲、君のおかげで幸せな人生を送れるよ!”と言ったそうだよ。
史上最高のプレイヤーの一人に毎日ジャムってもらったら、それは世界最大の賛辞になるだろうね!」