ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell) は7月、<ニューポート・フォーク・フェスティバル>にサプライズで登場し、22年ぶりのフル・パフォーマンスを行いました。ミッチェルによると、この模様を収めたライヴ・アルバムのリリースを予定しています。
ミッチェルは、Apple Musicで配信されているエルトン・ジョンのラジオ番組『Rocket Hour』に出演してインタビューに答えています。その中で、<ニューポート・フォーク・フェスティバル>のライヴ・アルバムを彼女と彼女のチームが「リリースしようとしている」ことを認めています。
ミッチェルは当日、
ブランディ・カーライル(Brandi Carlile) がキュレーションしたフェスのクロージングセット<Joni Jam>としてフル・パフォーマンスを行い、計13曲を披露しています。ミッチェルはステージ上の玉座で歌い、「Just Like This Train」ではギターソロを演奏するために立ち上がる場面もありました。
ミッチェルがフル・パフォーマンスを行うのは海外のセットリストサイトsetlist.fmによると2000年6月2日以来です。
ミッチェルはインタビューの中で「あのキーで歌うことができなかった、アルトになり、もうソプラノではなくなってしまったのよ」「私がギターのパートを弾けば、みんな明るく感じてくれるんじゃないかと思ってね......とても評判がよくて、とても嬉しかった」と当日の演奏について語っています。
ミッチェルはインタビューの他の部分で、1970年代は音楽業界の性差別のために自分の音楽が相応に評価されなかったと語っています。
「(当時)多くの非難を浴びた」「人々は、それがあまりにも親密すぎると思ったのです」「男性のシンガーソングライターたちを動揺させたと思う。彼らはこう言うでしょう“なんてこった、こんな風に魂をさらけ出さなければならないのか?”」「みんなを不安にさせたと思う」
以下は<ニューポート・フォーク・フェスティバル>の映像
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