アル・ヤンコビック、マイケル・ジャクソンのパロディ「Eat It」のミュージックビデオを4Kリマスター化

パロディ音楽家アル・ヤンコビック（"Weird Al" Yankovic）の人気パロディ・ソングのひとつ、マイケル・ジャクソン（Michael Jackson）「Beat It」のパロディ「Eat It」（1984年）。そのミュージックビデオが新たに4Kリマスターされ、ヤンコビックのYouTubeチャンネルで公開されています。

映像に添えられた「Eat It」の新しい説明文によると、約40年前の映像をブラッシュアップするためにいくつかの難関を突破しなければならなかったそうです。

「最近公開された新しい伝記映画『Weird: The Al Yankovic Story』には“Eat It”のビデオがテレビ画面で流れているシーンがありますが、実はこれはアルの顔がダニエル・ラドクリフ（もちろんダンは映画でアルを演じています）に置き換えられた“ディープ・フェイク”でした。 このシーンを作るために、プロデューサーは既存の標準画質版よりもかなり高画質な素材を探し出す必要がありました。そこでヤンコビックは、自身のビデオ保管庫に入り、1983年にビデオ用に撮影されたオリジナルの16mmフィルムをすべて愛情を込めて4Kに転送してもらいました。そして、2022年のツアーで全国を回っている間に、彼はノートパソコンで、オリジナル映像の1コマ1コマに合わせて、丹念にビデオを再編集したのです。出来上がった映像は、傷やアーチファクトがないわけではありませんが（温度管理された保管庫の中にあっても、フィルムは数十年後には劣化し始めます）、これまで存在したどのヴァージョンよりも飛躍的に画質が向上しています」

■"Weird Al" Yankovic - Eat It (Official 4K Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ZcJjMnHoIBI