世界一速い拍手　20歳の青年が1分間に1,140回手を叩き「1分間に最も多くの手拍子を打つ」のギネス世界記録更新

世界一速い拍手。米国の20歳の青年が1分間に1,140回手を叩き、「1分間に最も多くの手拍子を打つ」の世界記録を更新。ギネス世界記録に公式に認定されています。

青年の名前はダルトン・メイヤー。アイオワ州ダベンポートに住む彼は、小学生のときに、YouTubeで、かつて世界最速の手拍子と呼ばれたケント・フレンチが当時の世界記録を出した時の動画を見たのをキッカケに、手拍子を早く打つためのテクニックを駆使した「スピードクラップ」にやるようになったそうです。

以前に「1分間に最も多くの手拍子を打つ」のギネス世界記録を持っていたEli Bishopは、「リストクラッピング」という手法を開発します。これは、手拍子する際、指を手のひらに当てるのではなく、手首と指で手のひらを叩くというものです。

メイヤーは2015年にこの「リストクラッピング」を知り、自分もその手法を取り入れます。彼は世界記録更新を目指そうと漠然と思いつつも、なかなか実行に移せず、一種のパーティ芸のような状態が続いていましたが、しかし、ある同僚のスピーチがきっかけで、マイヤーはギネス世界記録の更新を目指すことになりました。彼は40秒しか続けられなかった「リストクラッピング」を1分以上できるようにするため、フォームを間違えないようにする一貫性と持久力を鍛えました。

そして、挑戦の日。1回目は摩擦で手首の皮が破れてしまって失敗しますが、2回目の挑戦で記録を更新しています。

マイヤーは2022年3月12日に記録を更新しましたが、ギネス世界記録がこの記録を承認したのは10月31日でした。「メールを読んだときは、アドレナリンが出て、体が震えるほどだったよ」とマイヤーは言っています。

映像あり