MusicRadarによると、ローランドTR-808の開発にも参加したシンセサイザーのパイオニア、
ドン・ルイス(Don Lewis)が死去。81歳でした。
ドン・ルイスは、70年代半ばにLEO(Live Electronic Orchestra)を制作し、一躍脚光を浴びました。LEOは、複数のシンセサイザーをリンクさせ、ライヴ・パフォーマンス時に同時にコントロールできるようにしたもの。当時、MIDI規格はまだ発明されていませんでした。
ルイスは、ローランド社とのコラボレーションでも知られ、ローランド社のコンサルタントとして、CR-78やTR-808などの開発にも関わっています。またルイスは、ヤマハDX7の音色もデザインしています。
ルイスはエンジニアやセッションプレイヤーとして活躍。クインシー・ジョーンズやマイケル・ジャクソンのサウンドデザインも手がけました。