Paul Stanley (Image: c Jeff Kravitz/FilmMagic - Getty)
キッス(KISS)の
ポール・スタンレー(Paul Stanley)は、
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の第一印象を語り、彼らのヒット・アルバム『Slippery When Wet(邦題:ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)』の制作に間接的に貢献したことを、今年の<Kiss Cruise>のイベントでファンの質問に答える形で振り返っています。
「俺らがヨーロッパでツアーをしていたとき、ボン・ジョヴィという新しいバンドがオープニングを務めたんだ。彼らはいいバンドで、少し練習が必要だったけど、いいバンドだった。彼らのマネージャーは、俺が彼らと一緒に仕事をすることに興味があると言っていたが、俺は大きなエゴを持っていた。“俺がプロデュースできるんだったら、彼らと仕事をするよ”と言ったんだ」
スタンレーは『Slippery When Wet』の制作には関わっていませんが、彼は代わりに数々のヒット作を生み出している
デズモンド・チャイルド(Desmond Child)の電話番号を渡しています。
「俺はプロデュースしなかったけど、“もしそれがダメなら、ここにデズモンドの番号がある”と言っておいて良かったよ。彼らは『Slippery When Wet』でやってくれた、俺が夢にも思わなかったようなことをね。これが大きなきっかけになった。彼は素晴らしいやつで、超一流の才能の持ち主だ」
デズモンド・チャイルドは「You Give Love a Bad Name」や「Livin' On a Prayer」など、『Slippery When Wet』の人気曲の作曲に協力し、ボン・ジョヴィとの長く実りあるコラボレーションが始まるきっかけとなりました