Steely Dan / Can't Buy A Thrill [180g LP]
スティーリー・ダン(Steely Dan) の大規模なリイシュー企画の第1弾として、1972年のデビュー・アルバム『Can't Buy a Thrill』がリイシュー。
ドナルド・フェイゲン(Donald Fagen) が自ら監修した超高品質レコードにあわせて、オーディオ・マスタリング・エンジニアのバーニー・グランドマンによってオリジナル・アナログ・テープからリマスタリングされています。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。
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第1弾の『Can't Buy a Thrill』は海外で11月4日発売。
リイシュー企画は1年間にわたって行われます。1972年から1980年にかけてリリースされたスタジオ・アルバム7タイトルが超高品質レコードでよみがえります。
オリジナル・リリース以来、そのほとんどが広く出回っていないアナログ盤は、Geffen/UMeから33 1/3回転の180グラム重量盤アナログレコードで発売される予定です。
また、Acoustic Soundsのオーディオマニア向け自社リイシューレーベルであるAnalogue Productionsから限定プレミアム45回転盤のUHQR (Ultra High-Quality Vinyl) も発売される予定です。また、Analogue ProductionsはこのシリーズをスーパーオーディオCD(SACD)でもリリースする予定です。
このリイシューシリーズは今後、以下のアルバムが2022年から2023年にかけて随時リリースされる予定です。
■Countdown to Ecstasy (1973)
■Pretzel Logic (1974)
■Katy Lied (1975)
■The Royal Scam (1976)
■Aja (1977)
■Gaucho (1980)
プレスリリースには、さらに以下のような説明も書かれています。
「すべてのアルバムは、オーディオ・マスタリング・エンジニアのバーニー・グランドマンによってオリジナル・アナログ・テープから細心の注意を払ってリマスタリングされます。
ただし、『Aja』はEQではないアナログ・テープから、『Gaucho』はボブ・ラドウィックがオリジナルEQで作った1980年のアナログ・テープからマスタリングされています。(『Aja』と『Gaucho』のフラットミックスを収録したオリジナルテープがレコード会社に納品された形跡はなく、テープはもう存在しないものと思われます)。
UMeの33 1/3回転180グラム盤のラッカー盤は、アレックス・アブラッシュが彼の有名なAAマスタリングスタジオで、グランドマンの新しいマスターの高解像度デジタルファイルからカットし、プレシジョン社でプレスされます。それらはオリジナル・アートワークのレプリカに収められます。
45回転のUHQR版は、Analogue ProductionsのQuality Record Pressingsで200グラムのClarity Vinylにプレスされ、デラックスなボックスに収められ、UHQRの制作過程を詳しく説明したブックレットと検査証明書が同梱されます。UHQRは、厳選されたレコード盤を使用し、1枚1枚細部までこだわってプレスされています。QRPが導入し、高い評価を得ている革新的な技術は、すべてUHQRに活かされています。200グラムのレコードは、オリジナルのUHQRが好評だったのと同じフラットなプロファイルを備えています」
以下は以前に公開された映像
トレーラー映像