Bono / SURRENDER: 40 Songs, One Story
U2の
ボノ(Bono)は、
INXSの
マイケル・ハッチェンス(Michael Hutchence)との友情と、最終的に関係を絶たなければならなかった理由について、自身の回顧録『SURRENDER: 40 Songs, One Story』の中で語っています。英デイリー・メール紙のサイトで抜粋が公開されています。
ボノは90年代初期、妻のアリ・ヒューソンとともにハッチェンスとそのパートナーのポーラ・イェーツと親しかったと書いています。しかし、ハッチェンスとイェーツが「薬物使用の渦中に陥り、みんな、特に彼らの家族、特に若い人たちにとって大変なことになってしまった」とき、事態が変わったという。
「彼らの行動が変化するにつれ、僕たちの友情はぎくしゃくし、彼らの訪問時に不快感を覚えるようになった」とボノは書いています。
1996年、ハッチェンスとイェーツは娘(のちにタイガー・リリーと命名)が生まれ、ボノとヒューソンに彼女の名付け親になってくれるよう頼みました。
しかし、ボノとヒューソンは夫妻の薬物使用に「とても呆れた」という理由で断り、これが二人の友情に終止符を打ちました。
翌1997年11月22日、シドニーのホテルの部屋でハッチェンスが亡くなっているのが発見されます。2000年にはイェーツがヘロインの過剰摂取で亡くなっています。
「二人とも、こんなに早く死んでしまうとは夢にも思っていなかった。今でも信じられない」とボノは書いています。