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AC/DC「Hells Bells」の鐘の音をめぐる逸話をブライアン・ジョンソン語る

2022/10/28 17:39掲載
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AC/DC - Hells Bells (Live at Donington, 8/17/91)
AC/DC - Hells Bells (Live at Donington, 8/17/91)
AC/DC「Hells Bells」のイントロで流れる鐘の音をめぐる逸話を、ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)は自身の回顧録『The Lives of Brian』の中で話しています。Ultimate Classic Rockで抜粋が公開されています。

バンドは、アルバム『Back in Black』のオープニングを飾るこの曲のオープニングに使用するのに最適な楽器として当初は、イギリスのレスターシャーにある教会のデニソン・ベルを選んでいました。しかし、ジョンソンによるとは、この鐘は録音不可能だったという。鐘を打つたびに、教会の塔にいる鳥が飛び立ってしまい、テイクが台無しになってしまいました。また、鐘を次に打つための準備にとても時間がかかってしまったため、その間に鳥たちが戻ってきてしまい、その後のテイクもすべて台無しになってしまいます。

そこでAC/DCは、自分たちの鐘ができるのを待つことにしました。

ステージで「Hells Bells」を演奏するときのために本物の鐘を鋳造させるというアイデアが出たとき、ジョンソンは「いいアイデアだ」と思ったそうですが、マルコム・ヤングとアンガス・ヤングは当初、AC/DCのツアーのために自分たちの鐘を鋳造させるというアイデアを本気だとは考えていなかったそうです

「重さは2,000ポンド(約1トン)で、側面にはAC/DCのロゴと曲名が刻印されていた。鐘は、アトランティックレコードの締め切りに間に合うように完成したのだが、問題があった。デニソン・ベルよりサイズが小さかったので音色が全く合わなかったんだ」。

その解決策は、テープの速度を遅くして、元の意図の完全に一致させることでした。そこで、鐘を鋳造した職人に叩いてもらい、バンドはレコーディングに臨んで完成させています。

「後に知ったことなんだけど、地獄の鐘(Hells Bells)がまだ鋳造所にあった頃、作業員たちは、それを天井から吊るしてフォークリフトで叩いてお茶の時間を知らせていたんだ。つまり、しばらくの間、AC/DCは世界で最も高価な、食事を知らせるディナーゴングを委託していたんだよ」