米ヘヴィメタル・バンド、
ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ(Five Finger Death Punch)のヴォーカリストである
アイヴァン・ムーディー(Ivan Moody)は10月中旬にヘヴィメタルからの引退を宣言しましたが、その引退表明を撤回しています。
10月14日デンバー公演のステージでムーディーは観客に、家族と過ごす時間を増やすためにヘヴィメタルから引退すると話していました。「子供たちとの時間をたくさん逃してしまった。だから、今日、俺は子供たちにある約束をした。今年が終わったら、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチのアルバムをもう1枚作って、それからヘヴィメタルから引退するつもりだ」
ムーディーはその後、熟考の末、引退は今のところ自分がやりたいことではないことに気づき、ファンに新しいビデオで過去の発言を謝罪しています。
「俺はここ数日、腰を据えてすべてを受け入れた。まず最初に謝りたい。本当に。申し訳ない。音楽は俺のすべてだ。もし俺がここまでやってこれたことをやめてしまったら、子供たちは長い目で見て俺を尊敬してくれないと思うし、友達も口をきいてくれないと思う」
「辞められないんだ。できないんだ。辞められない。正直言って、俺は死んでしまうと思うんだ。肉体的には死なないかもしれないが、魂は間違いなく衰えるだろう。そのためにここに来たんじゃない。俺の中には決して消えることのない炎がある。音楽とヘヴィメタルは俺の全てであり、俺の知る全てなんだ。俺は音楽によってデザインされたんだ。世界中の人たちが俺に対して賭け続けていた時 - 負け犬、毎日、毎日 - 俺はメタリカ、パンテラ、アリス・イン・チェインズ、ダンジグのようなバンドに慰めと聖域を見いだした。数え上げればきりがない。
俺はどこにもいかねえ。俺は... ちょっと衝動的だったかな... みんなに許してほしい」