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石野卓球、小山田圭吾、カジヒデキ、曽我部恵一らは映画『クリエイション・ストーリーズ』をどう観たのか? コメント到着

2022/10/21 18:18掲載
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クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜 (c)2020 CREATION STORIES LTD ALL RIGHTS RESERVED
クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜 (c)2020 CREATION STORIES LTD ALL RIGHTS RESERVED
クリエイション・レコーズ(Creation Records)の創設者アラン・マッギー(Alan McGee)の自伝『The Creation Records Story: Riots, Raves and Running a Label』に基づいた伝記映画『クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜(原題:Creation Stories)』。クリエーションが全盛時代に同時代を生き、日本の音楽シーンを牽引したミュージシャンらからコメントが到着。

石野卓球(電気グルーヴ)
小山田圭吾(コーネリアス)
カジヒデキ(ミュージシャン)
曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
西寺郷太(NONA REEVES)
ラブリーサマーちゃん(ピチピチロックギャル)

は本作をどう観たのか?

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面白い!同時代を生きた人もそうでない人にも是非観てほしい
―石野卓球(電気グルーヴ)

1998年の冬、朝9時頃、枕元の電話が鳴り 寝ぼけながら電話に出ると、「This is Alan McGee ! 」と電話の主が。僕はまだ夢の中にいるのかと思いました。その日にホテルに呼び出され、契約をしたいと言われたけれど、僕はもうNYのMatadorと契約をした後だったので、10代の頃最も憧れていたレーベル、Creationからリリースする夢は叶いませんでした。
しかし、その後も何度か僕のスタジオに遊びにきてくれたり、沢山のエピソードトークをしてくれました。彼は自分の好きな音楽に対して、必ず自分から行動し、率先して渦の中に飛び込む本当に音楽を愛している人間です。
音楽を愛するすべての人にぜひ見ていただきたいです!
―小山田圭吾(コーネリアス)

僕の20代はクリエイション・レコーズと共にあったと言っても過言ではない。僕の青春そのもの!
90年代に入りメジャーもインディーも関係ない時代になったのは、クリエイションの大成功がもたらした功績だと思う。
この作品を観て、アラン・マッギーの熱狂的な音楽愛と仲間や家族を大切にする優しい心に、胸が打たれました。
―カジヒデキ(ミュージシャン)

Creationは大好きなレーベルだ。若者が若者のためにつくったレーベル。結局のところ、最後までそうだったと思う。たくさんの名曲、素晴らしいレコードをぼくたちに聴かせてくれた。
この映画はあるひとりの若者の成長の物語だ。そしてそれが家族と友人たちの物語へと収斂していくさまも感動的。だれもが永遠のパートタイム・パンクスでありますように!
―曽我部恵一(サニーデイ・サービス)

音楽関係者が作る自叙伝的映画の中で最高傑作のひとつではないでしょうか。
「クリエイション・レコーズ」創設者アラン・マッギーの武勇伝の一部は、1990年代に彼が世に広めたギターバンド達の傑作群の大きな波を被った自分も「それなりに」知っていました。ただ、こうして映画になることで歴史が時系列が整理され理解が深まるのと同時に、親子関係の映画、夢を叶える一人の人間の映画としても素晴らしくて。
上昇や混乱も含めた人生全体を描き、単なる主人公礼賛ではない形で冷徹な視野も持ちつつ、結果的に挑戦や冒険を祝福する物語として、音楽マニア以外も楽しめる作品になっていると感じます。
特に想像もしなかった最終シーン、選曲含めた演出に心から感動しました。
―西寺郷太(NONA REEVES)

面白すぎた!
時系列順に事実を羅列したありがちな音楽ドキュメンタリーではなく、物凄く面白いストーリーと映像。笑えて、ハッとさせられて、心温まる素晴らしい映画でした!
良い音楽をクールに発信する、ただそのことだけに邁進する真っ直ぐなアラン、大好きだな、そして愛されているな、と思いました。クリエイションレコーズが好きな人は勿論、そうでない人にも自信を持ってお薦めできます!
クリエイションの名曲たちをこんなに沢山映画館で聴けることってなかなかないですよ!また観に行っちゃおー!!
―ラブリーサマーちゃん(ピチピチロックギャル)

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この映画は10月21日から東京・新宿シネマカリテほか全国で上映されます。

本作は、『トレインスポッティング』等で知られるダニー・ボイル(Danny Boye)が製作総指揮を担当。映画の脚本は『トレインスポッティング』の原作小説を書いたアーヴィン・ウェルシュとディーン・キャバナで、監督は『Telstar: The Story of Joe Meek』や『The Kid』のニック・モラン。

アラン・マッギー役は、『トレインスポッティング』のスパッド(ダニエル)役で知られるユエン・ブレムナー。このほか、スキ・ウォーターハウス、ジェイソン・アイザックス、ジェイソン・フレミング、ポール・キー、スティーヴン・バーコフ、トーマス・ターグース、エド・バーンも出演しています。

以下は以前に公開された映像

アラン・マッギー本人の日本独自インタビュー映像


日本版予告編映像(ロングver.)


日本版予告編映像


日本版特報映像


トレーラー映像


本編クリップ映像
■『クリエイション・ストーリーズ〜世界の音楽シーンを塗り替えた男〜』
10月21日(金)、新宿シネマカリテほか全国ロードショー

【STORY】スコットランドで生まれ育った青年、アランはロックスターになることを夢見ていたが、保守的な父親とぶつかってばかり。地元の友人とロンドンに飛び出たアランは仲間とクリエイション・レコーズを設立する。出たとこまかせのレーベル運営はトラブル続きだったが、アランは宣伝の才能を発揮。次々と人気バンドを送り出して、クリエイションはイギリスを代表するレーベルに成長する。しかし、レーベル運営のプレッシャーや家庭問題から次第にアランは精神的に追い詰められていく。

製作総指揮:ダニー・ボイル 監督:ニック・モラン 脚本:アーヴィン・ウェルシュ&ディーン・キャヴァナー
出演:ユエン・ブレムナー、スーキー・ウォーターハウス、ジェイソン・フレミング、トーマス・ターグーズ、マイケル・ソーチャ、メル・レイド、レオ・フラナガン、ジェイソン・アイザックス
2021年/イギリス/英語/110分/原題:Creation Stories/配給:ポニーキャニオン 
© 2020 CREATION STORIES LTD ALL RIGHTS RESERVED 公式サイト: https://creation-stories.jp 


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