The Elephant 6 Recording Company, photo by Amy Hairston
90年代にジョージア州アテネを拠点に活動していたレーベル/ミュージシャン集団で、
オリヴィア・トレマー・コントロール(Olivia Tremor Control)、
ニュートラル・ミルク・ホテル(Neutral Milk Hotel)、
アップルズ・イン・ステレオ(The Apples in Stereo)、
エルフ・パワー(Elf Power)などが参加していたエレファント 6(Elephant 6)。ドキュメンタリー映画『Elephant 6 Recording Co.』の最新版が米国で一般公開決定。ティーザー・トレーラー映像が公開されています。
映画監督のC.B.ストックフレスが監督したこのドキュメンタリーはもともと、2019年にVHSテープのみで公開され、ファンは観るために郵送によるレンタルをする必要がありました。それからおよそ3年後、このドキュメンタリーの最新版が広く公開されることになりました。11月10日にDoc NYCフェスティバルで最新版が世界初公開され、同月末にはデンバー映画祭とミネアポリスのSound Unseenフェスティバルで追加上映が予定されています。その後、ストリーミングサービスにも登場する予定です。
このドキュメンタリーについて、こう説明されています。
「1990年代、ジョージア州アテネにある安い家賃の大きな家は、オリヴィア・トレマー・コントロール、ニュートラル・ミルク・ホテル、エルフ・パワーなどのバンドを育てる手助けをした。このサイケデリック・ロックは、しばしばミュージシャンではない人たちによって作られ、きしむような4トラックで録音されたが、カセットテープや7インチ盤を共有し、騒々しいライヴに詰めかける熱心なファンを生み出した。先駆者のロバート・シュナイダーやジェフ・マグナムの演奏やビデオクリップを交えながら、創造性あふれるDIY音楽シーンの起源を描き、その電気と喜びをとらえた、テンポのよいロック・ドキュメントである」
2022年アップデート版には、この映画の再公開のためにプロデューサーとして招聘されたランス・バングスが撮影した90年代の映像が追加されています。