ドッケン(Dokken)などで知られる
ジョージ・リンチ(George Lynch)は2020年、自身が率いる
リンチ・モブ(Lynch Mob)の名前が人種差別的であることを理由に名前の使用をやめると発表しました。が、最近、リンチ・モブの使用を再開させています。
リンチ・モブは、ジョージ・リンチのラストネームをもじったものですが、フレーズとしてはアフリカ系アメリカ人を公開処刑する場に集まる群衆のことを指す言葉とも解釈できます。そのため、彼は2020年に今後この名前でレコーディングやパフォーマンスを行わないと発表していました。
彼は当時「名前自体はずっと問題になっていたし、今はその名前を残すの不適切だと思う」「もうその名前でツアーをするつもりはないし、その名前でレコードを出すつもりもない。多分、これからも同じ連中と一緒に演奏するだろうけど、違う名前だよ」と言っていました。
2021年、リンチはエレクトリック・フリーダムという新たな名義のラインナップを発表していましたが、最近のライヴでリンチ・モブの名前を使っており、この名義が復活したようです。