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上原ひろみ 人気ジャズ漫画をアニメ映画化した『BLUE GIANT』の音楽を担当 特報映像あり

2022/10/19 10:25掲載
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『BLUE GIANT』(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会(C)2013 石塚真一/小学館
『BLUE GIANT』(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会(C)2013 石塚真一/小学館
上原ひろみが、石塚真一の人気ジャズ漫画をアニメーション映画化した『BLUE GIANT』の音楽を担当することが発表されています。

上原は、主人公たちのオリジナル楽曲の書き下ろしをはじめ、劇中曲含めた作品全体の音楽も制作します。

劇中に登場するバンド"JASS"の演奏は上原がピアノ、国内外の奏者を集めたオーディションで選ばれた馬場智章がサックス、音楽プロジェクトmillennium paradeの石若駿がドラムを担当します。3人の演奏が流れる特報がYouTubeで公開されています。

原作者の石塚真一や上原ひろみらのコメントが到着しています。

【石塚真一(原作者)】

ジャズ界きってのピアニストの上原ひろみさんが音楽担当になってくれたことは、この上ない幸運です。サックスの馬場智章さん、ドラムの石若駿さんという真摯な若手プレーヤーたちと共に試行錯誤を重ねて映画「BLUE GIANT」の音を紡いでくれました。迫力の音楽です。音について伝えたいことはまだまだありますが、ここはグッとこらえ、皆さんが映画で楽しんでいただけたらと思います。上原さん、馬場さん、石若さん、カッケー音をありがとうございます!! 皆さん、劇場でジャズが待ってます! ご期待ください。

【上原ひろみ(音楽/ピアノ演奏)】

初めて「BLUE GIANT」を読んだ時、「音が聴こえてくる」と感じました。
自分の頭の中に鳴っていたその音を、本当に再現できる日が来るなんて……。
物語を支える劇伴も担当させていただけて、感無量です。
「BLUE GIANT」には、夢と情熱が詰まっています。
監督も、この映画に携わるスタッフも、原作チームも夢と情熱で溢れる人たちでいっぱいです。
この漫画の音を鳴らしたい、という自分の夢を乗せられればと。
ありったけの情熱を込めて。

【馬場智章(サックス演奏)】
“その人が生み出す音はその人そのものを表す”と感じながら僕は日頃から音楽に取り組んでおりますが、今回初めて自分自身としてではなく別の人間として音楽制作に取り組みました。大の持つ音は“きっとまだ上手くはないけれど何故か人を惹きつける”、そんな想像をしながら大を自分に宿して、大として演奏をするにつれ、彼の音楽への情熱や貪欲さがどんどん音になって表れるような気がしました。

今回大が結成したバンド「JASS」を上原ひろみ、石若駿という最高のメンバーと担当することができ、とても良い音楽に仕上がったと思います。ぜひ劇場の特大スピーカーで「JASS」の音を全身で浴びてください。

【石若駿(ドラム演奏)】
皆様はじめましてドラマーの石若駿と申します。ジャズを題材としたこの「BLUE GIANT」という作品に携わることができてとてもうれしく思います。

ドラムの玉田の音とモーションを担当することになりますが、玉田は音楽経験がないところからドラムをスタートします。初心者のぎこちないドラミングを演ずるのがとにかく難しくもあり、試行錯誤しながら楽しく臨むことができました。玉田のまったくの初心者からだんだん上手になっていく様にも注目いただければと思います。また彼の心情の動きも私なりに音に注入させていただきました。全体の音楽を担当され、雪祈役の、上原ひろみさんと宮本大役の馬場智章さんとのトリオもとても感動的な音に仕上がりました。

この映画を観てジャズという音楽の実際のライブにも聴きにいらしていただければ本当にうれしいですが、まずは「BLUE GIANT」を何度もじっくり楽しんでいただければと思います! お楽しみに!

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映画『BLUE GIANT』は2023年2月17日公開。監督は『モブサイコ100』シリーズや『名探偵コナン ゼロの執行人』などで知られる立川譲。脚本は『BLUE GIANT』連載開始時からの担当編集者であり、『BLUE GIANT SUPREME』以降、ストーリーディレクターとして石塚と二人三脚で作品を世に送り出してきたNUMBER 8が担当しています。アニメーション制作は『幼女戦記』などで知られるスタジオ・NUTです。