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AC/DCのブライアン・ジョンソン 自伝でマルコム・ヤングの脱退&死去について語る 「脱退したときバンドの心臓は鼓動を止めた」

2022/10/16 21:17掲載
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Brian Johnson / The Lives of Brian
Brian Johnson / The Lives of Brian
AC/DCのフロントマン、ブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)は自伝『The Lives of Brian』の中で、2014年にバンドメイトのマルコム・ヤング(Malcolm Young)が認知症のためにバンドからの脱退を余儀なくされたときのこと、そしてマルコムが2017年に亡くなったときのことを語っています。抜粋が英Classic Rockで公開されています。

「彼が64歳の時、長年闘い続けてきた認知症がついに限界を迎えた。本当ににひどい日だった」

「2014年にマルコムがAC/DCを脱退したとき、バンドの心臓は鼓動を止めた。今日に至るまで、言葉にできないほど彼が恋しい。彼は、バンドメンバーのパフォーマンスからクルーの健康状態まで、決して見逃さなかった。彼がどうやったのか俺にはわからない。彼は悪魔を持っていたけど、それをやっつけたし、見事に打ち負かした。彼のギタープレイは見事なものだった。そのパワフルなサウンドの裏側には、音楽評論家には決して理解できない繊細さがあった。ステージで彼の右側に立っていた俺は、ただただ感嘆するばかりだった。でも、彼は褒められて喜ぶような人ではなかったから、俺はほとんど感嘆の声を上げず、胸に秘めていた。

アンガス(ヤング)が悲しみに打ちひしがれているのを見るのは辛かった。彼とマルコムは双子ではなかったが、そうだったかもしれない」